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「斎藤佑樹」擁し初の甲子園へ…昨夏準V仙台育英を撃破した聖和学園の気がかりな点とは?

日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年7月24日 11時32分

「斎藤佑樹」擁し初の甲子園へ…昨夏準V仙台育英を撃破した聖和学園の気がかりな点とは?

甲子園(C)日刊ゲンダイ

「ハンカチ王子」こと斎藤佑樹と同姓同名の選手がいることで話題になっている。

 23日の宮城大会決勝で、昨夏の甲子園準優勝校の仙台育英を8-5で下し、春夏通じて初の甲子園出場を決めた聖和学園のことだ。

 仙台市内にある1930年創立の私立校。2年前の当大会決勝で仙台育英に1-3で敗れるなど近年は県内で上位の成績を残すように。昨秋の県大会は優勝。今春は県3位だった。

 マスコミ関係者がこう言う。

「専用グラウンドの横に室内練習場があり、寮やトレーニングルームも完備。練習環境は整っています。部員は74人。ベンチ入りメンバーのほとんどは地元出身ですが、仙台育英戦に先発したサイドスロー右腕の斎藤佑樹ともうひとりは栃木のボーイズリーグ出身です。決勝で仙台育英のプロ注目の投手陣に19安打を浴びせたように打線に爆発力はある。決勝に駒を進めた2年前も東北高のプロ注目の投手を攻略しましたから。けれども打線は水物。準決勝までの4試合はすべて2点差以内、仙台育英戦も3点差だった。県大会だというのに相手を力でねじ伏せた試合がひとつもないのは気掛かりですね」

 今回のチームは昨秋と今春、東北大会に駒を進めたものの、昨秋は学法石川(福島)、今春は鶴岡東(山形)に初戦で敗れた。全国レベルの高校が集まる甲子園で勝ち進めるか……。

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