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嵐"25周年ライブ"めぐる日テレvsTBSの攻防…二宮和也「うん…やるんじゃない」がキッカケに

日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年7月25日 9時26分

嵐"25周年ライブ"めぐる日テレvsTBSの攻防…二宮和也「うん…やるんじゃない」がキッカケに

二宮和也(C)日刊ゲンダイ

 7月5日に放送された『「二宮孝太郎」×「それSnow Manにやらせて下さい」合体スペシャル』(TBS系)で交わされた嵐・二宮和也(41)とSnow Manのトークの話題が今も続いている。

 2番組が合体した3時間特番の後半で、旧ジャニーズ事務所を退所し、独立した二宮と、パリコレ出演のため欠席したラウール(21)を除くSnow Manメンバーがフリートークを繰り広げた。その中でアラシック(『嵐』ファンの総称)たちが感極まったのが、深澤辰哉(32)が切り出した"嵐の今後"に関する二宮の答えだった。

 一瞬言葉を詰まらせた二宮に、間髪入れず佐久間大介(32)が「ライブはやらないんですか?」と聞くと、二宮は「うん…やるんじゃない…タイミング次第だけど…」と頭の中で何かを巡らせながら答えたのだ。

 今年11月3日は、『嵐』がメジャーデビューして25周年を迎える節目の日。今はメンバーが離散状態だが、さすがにこんな記念すべき節目の日には、嵐として何か大きなイベントを開くのでは…と以前から様々な憶測が流れていた。当日、松本潤(40)は日本にいないが、中継をつなぐ方法もある。ファンのために何らかのアクションを起こすことは十分あり得るだろう。

 嵐は4月10日に5人で『株式会社嵐』を設立したものの、活動は依然"グレー"な状態のまま。そのメンバーの二宮が「ライブ開催もあり得る」と明言したのだからアラシックが小躍りしないわけはない。

 今年に入り、複数の民放局間では、嵐の囲い込みを狙う綱引きが水面下で繰り広げられている。

「民放各局が『嵐』側にプレゼンしているのは、グループとしての活動再開後、まずは自局の音楽番組出演の交渉です。25周年を迎える『嵐』に惜しみない特番を制作する旨を伝えていると思われます」(テレビ関係者)

■二宮と松潤を主演ドラマに起用したTBSが"1歩リード"

 そんな中、一歩リードしていると言われているのが、冒頭の番組をオンエアしたTBSだ。

「TBSの本気度を感じるのは、同局看板枠"日曜劇場"のキャスティングを『嵐』に提供していることです。現在は『ブラックペアン シーズン2』で二宮、来年1月期は『99.9―刑事専門弁護士―』で松本潤(40)も内定していると言われています」(前出・テレビ関係者)

 さらに芸能関係者が、今期の連続ドラマのラインナップで驚いたのは、"連ドラは日本テレビしか出演しない"と公言してはばからなかった桜井翔(42)が、突如『笑うマトリョーシカ』で政治家役として出演したこと。そして……。

「TBSに続くのが日本テレビでしょう。日曜日の午前中に放送されていた二宮がMCを務める『ニノさん』が、10月から金曜日夜7時のゴールデンタイム移動が発表されたばかり。TBSに比べれば印象は薄いかもしれませんが、さらに今後、仕掛けが続くとも噂されています」(芸能関係者)

 これがそれぞれの局が持つ音楽番組への『嵐』出演への伏線だとしたら納得もいく。リーダー・大野智(43)とも頻繁に連絡を取っていると言っていた二宮の言葉が真実なら、あとはタイミングだけということなのだろう。

(芋澤貞雄/芸能ジャーナリスト)

  ◇  ◇  ◇

 グループでの活動を休止している嵐が株式会社を設立した際には大きな話題になった。

●関連記事【もっと読む】「嵐」新会社設立で企業はCM契約に虎視眈々も…故ジャニー喜多川氏との“広告料の約束事”はどうなる?…では、今後見込まれる広告費の動きなどについて伝えている。

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