1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 芸能
  4. 芸能総合

TOBE人材難とNumber_i全米成功に疑問符…なぜジャニー喜多川氏の性加害が足かせなのか

日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年7月25日 9時26分

TOBE人材難とNumber_i全米成功に疑問符…なぜジャニー喜多川氏の性加害が足かせなのか

TOBE社長の滝沢秀明氏(C)日刊ゲンダイ

 2022年10月に旧ジャニーズ事務所を退所した滝沢秀明氏(42)が、翌年3月に設立した「TOBE」が快進撃を続ける一方で、人材難に悩まされているという。
 
 今年3月に、11~13歳になる研修生5人からなる新グループ「wink first」が誕生。さらに、3月14~17日に開催された所属アーティストによる初の東京ドーム公演が、4日で22万人を動員させるなど大成功を収めている。

「『TOBE』にKing & Princeの元メンバー平野紫耀、神宮寺勇太、岸優太の3人をはじめ、元V6の三宅健、元Kis-My-Ft2の北山宏光など旧ジャニーズのタレントが所属したことで、STARTO ENTERTAINMENTを脅かすほどの存在になりました。本格始動した当初からスタッフが足りず、大手求人サイトでマネージャーやイベント企画立案に関わるスタッフの募集をかけていました。滝沢氏自身も自身のSNSで呼びかけましたが、思うように人材が集まらなかったといいます」(スポーツ紙記者)

 急成長している芸能プロのため、応募が殺到すると思われたが……。

「一番の稼ぎ頭のNumber_iでさえ、マネージャーが他のグループも掛け持ちしているようで、人材不足は依然として解消されていないようです」(前出・スポーツ紙記者)

 デビュー曲「GOAT」が全米チャート入りし、新曲「BON」のMVが3500万回以上再生されるなど、音楽活動が好調な平野、神宮寺、岸のNumber_i。当初から海外展開のためにスタートしたと言われているが、今年海外での主だった活動は、4月に米国で開催された「コーチュラ・フェステイバル」出演にとどまっている。このところ目立っているのは、国内での活躍だ。

■果たして世界で通用するのか

「永瀬廉と高橋海人の2人がアジア進出を目指したのに対し、Number_iの3人は全米をはじめ世界での活躍を志向し、袂を分かっている。しかし、Number_iはこの夏、テレ朝のMステなど日本の音楽番組を行脚し、サマソニなどのイベントに出演します。まずは国内を固めてという思惑のようですが、正直、今のところ海外からの引き合いがそれほどないのが実情のようです。全米をはじめ世界で通用したと言い切れる日本人はほぼ皆無といってよく、韓国勢に圧倒的な差をつけられています。しかし、しっかり戦略を練っていると言われるだけに、彼らの活躍への期待が大きいのは確かです」(大手レコード会社関係者)
 
 さらに、TOBEにとって足かせと見られているのが、旧ジャニーズ事務所創業者の故・ジャニー喜多川氏の性加害問題への対処だという。

「TOBEに未成年グループが誕生していますが、社長の滝沢氏はジャニーズアイランド社長時代、未成年を含むjr.を統括する立場にあったにもかかわらず、ジャニー氏の性加害問題に沈黙を貫いています。未成年に芸能活動をさせる上で、ジャニー氏から寵愛を受け、芸能活動を引退しジャニーズ事務所の副社長に上り詰めた滝沢氏には、少なくても性加害問題について説明する責任があるはずです。未成年の同性への性加害は、特に世界的に厳しく対処されている。そのあたりをおざなりにして海外展開をするのは無理があるのではないか」(芸能ライター)

 滝沢氏の心中はいかに。

(本多圭/芸能ジャーナリスト)

  ◇  ◇  ◇

 宇多田ヒカルでさえ失敗した海外進出の難しさについて、●関連記事【もっと読む】Number_i 米国チャートで1位獲得も…宇多田ヒカルも挫折した海外本格進出の高すぎるハードル…に詳しい。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください