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横綱・照ノ富士が11日目で土も…初場所以来の賜杯をアシストする“安パイ2大関”の情けなさ

日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年7月25日 9時26分

横綱・照ノ富士が11日目で土も…初場所以来の賜杯をアシストする“安パイ2大関”の情けなさ

憮然とした表情で引き下がる照ノ富士(C)共同通信社

 痛恨の1敗……というほどでもなさそうだ。

 23日の名古屋場所11日目、全勝の横綱照ノ富士(32)に今場所初めて土がついた。

 相手は先場所を制した新関脇大の里。立ち合いで当たってから左上手を取り、さらに右もねじこもうとした瞬間だった。大の里ががっしり掴んだ右下手をあっさり捨てて突き落とすと、照ノ富士は勢いそのままに土俵にダイブ。屈辱の黒星となった。

 無言で支度部屋を後にした横綱だが、1敗でも単独トップは変わらず。さらに唯一の2敗で自身を追っていた琴桜が霧島に負け、3敗に後退。1敗の照ノ富士を3敗の琴桜、豊昇龍、隆の勝、美ノ海、若隆景の5人が追う形になった。依然として星の差2つと優位は動かない。

 残り4日間の顔ぶれもまた、照ノ富士にとって追い風となる。12日目(25日)に阿炎と対戦し、残り3日間は大関戦が濃厚だ。

「番付通りならば、琴桜、豊昇龍、貴景勝と当たる。近年は番付よりも優勝争いが優先され、割崩しも頻繁に行われるが、その場合はすでに6敗の貴景勝が横綱戦から脱落するでしょう。照ノ富士にとって幸運なのは、琴桜と豊昇龍との対戦がほぼ確実なことです」(角界OB)

 というのも、照ノ富士は琴桜に通算7戦全勝、豊昇龍に同9戦全勝と相性はバツグン。一方、貴景勝とは6勝4敗と五分に近いが、そもそも横綱戦が組まれるかどうか。

 最後の最後で横綱の賜杯を“アシスト”しそうなのが、カモにされている大関陣とは、情けないというほかないが……。

  ◇  ◇  ◇

 照ノ富士は糖尿病まで患っていて、すでに満身創痍。とっくのとうに体は悲鳴を上げている。それでも、「まだ引退できない複雑事情」があるという。いったいどういうことなのか。

●関連記事【もっと読む】…では、それらについて詳しく報じている。

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