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大谷はシーズン終盤イライラ募りそう…左右両エース復帰もポストシーズンへ「不安データ」

日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年7月26日 17時10分

大谷はシーズン終盤イライラ募りそう…左右両エース復帰もポストシーズンへ「不安データ」

大谷(C)ロイター/USA TODAY Sports

 ドジャース・大谷翔平(30)が節目の一発を放った。

 日本時間26日のジャイアンツ戦の八回、下手投げ救援右腕ロジャーズの変化球を捉えて右翼ポール際に叩き込むダメ押しの31号ソロで日米通算250号本塁打をマーク。2戦ぶりのマルチで打率.312とした。

 この日は左肩手術で出遅れていたドジャースのエースで、サイ・ヤング賞左腕のクレイトン・カーショー(36)が復帰。昨年10月1日のジ軍戦以来299日ぶりのマウンドは4回2失点。

 25日には腰の張りで負傷者リスト(IL)入りしていた右腕タイラー・グラスノー(30=今季8勝6敗、防御率3.47)が戦列に戻り、5回2失点とまずまずだった。

 投打とも故障者が続出する中、左右の両エースの復帰は朗報とはいえ、過度な期待は禁物。カーショー、グラスノーとも、レギュラーシーズン終盤からポストシーズンにかけてはアテにできそうにないからだ。

 特にカーショーはポストシーズンではイマイチ。通算39試合に登板して13勝13敗、防御率4.49。昨季、ダイヤモンドバックスとの地区シリーズでは、6安打6失点で1回持たずに降板した。1死を奪う前に5安打を浴び、5失点したのはポストシーズン史上初のワースト記録だ。

 一方、グラスノーは昨季まで所属したレイズ時代のポストシーズンは通算10試合で2勝6敗、防御率5.72。20年のドジャースとのワールドシリーズでは2試合で計10失点とエースの役割を果たせなかった。9、10月は通算24試合で7勝8敗と負け越している上に、防御率4.38と安定感を欠く。

 大谷はエンゼルス時代の21年終盤に「ヒリヒリする9月を過ごしたい」と話し、地区優勝、ポストシーズン進出を熱望した。昨年12月のドジャース入団会見で「勝つことっていうのが僕にとって今一番大事なこと」と話した通り、ド軍入りの決め手は2年連続地区優勝、11年連続プレーオフ進出を果たす常勝チームでワールドシリーズ制覇を成し遂げたいからだ。

 が、左右エースの働き次第では新天地1年目のシーズン終盤は「ヒリヒリ」するどころか、「イライラ」が募りそうだ。

 大谷の話「(通算250号は)知らなかった。もっと打てるように継続したい」

  ◇  ◇  ◇

 そんな大谷だが、左翼守備が9月以前に「前倒しされる可能性」が出てきている。そうなればすでに右肘には2度目もメスを入れているだけに、今後の投手生命にも影響しかねない。いったいドジャースに何が起きているのか。

●関連記事【もっと読む】…では、それらについて詳しく報じている。

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