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花巻東が甲子園へ!「ほぼ純血」で高勝率のカラクリは? 大谷、雄星、昨秋巨人ドラ1西舘ら輩出

日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年7月26日 17時10分

花巻東が甲子園へ!「ほぼ純血」で高勝率のカラクリは? 大谷、雄星、昨秋巨人ドラ1西舘ら輩出

花巻東・葛西陸投手(C)岩手日報/共同通信イメージズ

 25日の岩手大会決勝。花巻東がライバルの盛岡大付を4-3で破り、2年連続12回目の甲子園出場を決めた。

 1-1の八回2死一塁で、投手の田崎晴大(3年)が右越えに決勝の適時三塁打を放って試合を決めた。

 巨人の古城茂幸三軍打撃コーチの次男・大翔(1年)が今大会初めて4番に。準々決勝で本塁打を放ち、この日は2安打1打点で優勝に貢献した。高校野球に詳しいスポーツライターの美山和也氏は「古城は父親と佐々木監督が国士舘大野球部の同学年という関係で、横浜のボーイズチームから野球留学しましたが、花巻東はベンチ入り20人中18人が岩手のチーム出身。ほぼ“純血”を保ちながら、昨夏は甲子園でベスト8に進むなど、例年勝てるチームをつくっている。強豪私学では全国的に珍しいことです」とこう続ける。

「岩手の中学野球関係者に話を聞くと、『県外ではなく、地元の高校に進学して欲しい』と口を揃えます。花巻東は菊池や大谷というメジャーリーガーを輩出する育成力はもちろん、大学への進学実績もある。巨人のドラ1ルーキーの西舘は中大を経由しているし、21年には野球部出身の浪人生が初めて東大に合格した。しかも甲子園に出る確率が高い実績も含め、地元の中学生の憧れであることで、有望選手の県外流出を食い止めているのです」

 過去最高は2009年、13年の4強。今春は東北大会を制しており、今夏は岩手県勢初の優勝に挑む。

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