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なぜ巨人は後半開幕戦に「0勝6敗」の赤星優志を指名した? 阿部監督の「思惑」とは

日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年7月26日 17時10分

なぜ巨人は後半開幕戦に「0勝6敗」の赤星優志を指名した? 阿部監督の「思惑」とは

赤星優志(C)日刊ゲンダイ

 巨人は後半戦開幕となる26日のDeNA戦で、今季0勝6敗の赤星優志(25)が先発する。

 阿部慎之助監督(45)は「おまえ(赤星)が3勝か4勝したら優勝できる」と見通しを語っている。

 前半戦は好投しながら白星に恵まれない試合もあった。期待値は高いのだが、エースの戸郷が7勝5敗、山﨑伊が7勝2敗、菅野が8勝2敗、グリフィンも二軍から6月に一軍に上がり4勝を挙げている。先発4人衆が盤石にもかかわらず、なぜ0勝の赤星が指名されたのか。さる巨人OBがこう言った。

「昨季も前半戦は未勝利ながら、8月以降に5勝をマーク。後半戦に強い特性を買われたのでしょう。それに、戸郷と山﨑伊は球宴に出場した疲労を考慮され、次の甲子園での阪神戦に回った。菅野は前半戦は6番目の順番で勝ち星を稼いでいただけに、相手がエース級の“開幕”に突っ込んで無理をさせたくない。現状は先発4人衆に続く5、6番目が課題で、赤星には勝って自信をつけさせたい。そんな思惑もあるようです」

■阿部監督は投手陣の酷使がV逸の原因と分析

 巨人はここ数年、特に9月の失速が響いてV逸している。

「阿部監督は主に投手陣の酷使が原因と分析している。原前監督は『時には強さも必要』と投手陣にフル回転を強いたが、捕手出身の阿部監督は、開幕からリリーフ陣の3連投を禁止するなど、投手陣の管理を徹底している。勝負どころは9月以降と踏んでいて、この7、8月に先発5、6人目を固定したい。投手起用に関してはとにかく慎重だけに、今はまだムチを叩く時ではないと、爪を研いでいる段階です」(同)

 貯金8で首位ターンとはいえ、上位4チームが3.5ゲーム差以内の大混戦。優勝もあればBクラスもある状況だ。「またここから開幕」と言う阿部監督が「開幕投手」に0勝男を投入するのも、それなりに意味があるというわけだ。

  ◇  ◇  ◇

 首位で折り返したとはいえ、順風満帆ではなかった。前半戦終了間際、阿部監督は「チキン(臆病者)」というパワーワードを使ってブチギレたのだ。それにしても、巨人選手を軒並み“チキン”にしたのは誰の仕業なのか。いったい巨人で何が起きていたのか。

●関連記事【もっと読む】…では、それらについて詳しく報じている。

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