1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 芸能
  4. 芸能総合

中森明菜は金銭的にもひと息…ファンクラブ限定イベントは3日間で5000万円の実入り(城下尊之)

日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年7月27日 9時26分

中森明菜は金銭的にもひと息…ファンクラブ限定イベントは3日間で5000万円の実入り(城下尊之)

中森明菜(C)日刊ゲンダイ

【城下尊之 芸能界ぶっちゃけトーク】

 中森明菜が59歳の誕生日である7月13日を挟んだ12~14日、都内のライブレストラン「コットンクラブ」でファンクラブ限定イベントを開催した。タイトルは「ALDEA Bar at Tokyo」で、コンサートではなく“ファンクラブの集い”的なものだ。

 明菜がコンサートを開くとなれば、現在でもかなりの動員力があるはずだが、今回は客席数約180席の小規模な会場で3日間計5公演。つまり、総動員は1000人に満たない。明菜の登場はたったの1時間ほど。トークを交えながら8曲程度をジャズアレンジで歌っている。ジャズ風であればささやき声でもOKで、仮に声量が衰えているとしても通用する。

 もっとも、金銭的には彼女は多くを得た。料金は8万円近く(税込み7万8430円)であり、食事やプレゼントが付いているとはいえ、かなり強気な料金設定といえた。3日間で7000万円以上の売り上げだから、必要経費を除いても5000万円近い稼ぎ。

 さらに、このイベントに応募するにはファンクラブに入会する必要があり、その年会費が7700円と一般的なアーティストよりかなり高め。明菜のファン層は年齢的にかなり上がってきているので生活に余裕のある人が多く、「高くていいからライブを見たい」という人が大半。6年半ぶりのライブだから、彼女のファンたちは大喜びしていたそうだ。

 ファンクラブの運営は、ウェブ会報を年4回くらい発行する程度なので費用はさほどかからない。当面は新規会員を増やしながら、今回と同様のイベントを毎年開催していけば、明菜自身や事務所スタッフが生活していくのに問題はないだろうし、ファンの期待にも応えられる。大物歌手の晩年の活動のお手本ともなる。

 さっそく、暮れのNHK紅白歌合戦が今年の目玉のひとつとして、明菜の出演に動いているそうだが、8万円を払えるファンや払えないファンも大きな会場で彼女の雄姿を見たいと願っているだろう。

 本人の体調次第だが、そのためにはこれまでやってこなかったボイストレーニングが必要だと思う。「歌姫」と呼ばれた彼女だけに、地道なトレーニングにも向き合ってほしい。

(城下尊之/芸能ジャーナリスト)

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください