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パリ五輪は「史上最悪の祭典」…テロの脅威、暴徒、競技場不備、蒸し風呂の移動バス、選手村はエアコン無し

日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年7月27日 17時58分

 24日に一足早く開幕した男子サッカーではアルゼンチン-モロッコで試合終盤に観客が乱入。選手に爆竹を投げつける蛮行を犯すなど、会場の警備体制の不備を指摘する声もある。

 会場外もTGVの破壊行為しかり、メチャクチャだ。

 日本でも第11波が確認されている新型コロナをはじめ、百日ぜきなどの感染症も流行。すでにオーストラリアの水球チーム5人がコロナに感染した。

 コロナ禍真っただ中で感染症対策が厳重だった21年東京大会に比べ、パリは開放的で、「感染したらマスクを着用」(パリ五輪大会組織委員会)というから、常に感染のリスクがつきまとう。

 環境に配慮という理由で選手村にエアコンをつけなかったことも各国の不評を買っている。多くの国は自前でエアコンを調達しているが、移動バスまでは手を回せない。バス内にもエアコンがなく、しかもテロ対策で窓は一切開けられない。サウナさながらで、宿舎から練習場までの移動中、熱中症でぶっ倒れた選手もいる。

 フランスの地元メディアによれば、ブラジルの複数のスケートボード女子選手が練習施設にいつまで経っても送迎バスが来ないことにしびれを切らし、自身のボードで約15キロも離れた選手村まで滑走したという。

 そもそも今大会は大会招致委員会や組織委による汚職疑惑が浮上。選手村では食事が足りないとアスリートが不満を漏らしている。

 上から下まで目を覆わんばかりのお粗末さ。早くも「史上最悪五輪」とヤユする向きがある中、果たして無事に閉幕できるのか。

  ◇  ◇  ◇

 しかも、トライアスロンなどの舞台となるセーヌ川は「大腸菌地獄」だという。いったいどういうことなのか。

●関連記事【もっと読む】…では、その「おぞましい実態」などについて詳しく報じている。

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