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大相撲名古屋場所観戦で間一髪…難を逃れた大村崑(92歳)が3年前から始めていたこと

日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年7月28日 9時26分

大相撲名古屋場所観戦で間一髪…難を逃れた大村崑(92歳)が3年前から始めていたこと

大村崑(C)日刊ゲンダイ

 備えあれば……。まさにそんな一番だった。

 大相撲名古屋場所9日目、22日の取組でのハプニングに場内が騒然となった。この日もたまり席で観戦していた大の相撲ファン、大村崑(92)に王鵬に寄り切られて土俵から転落した正代が覆いかぶさるかに見えたが、崑ちゃん、間一髪、よけて逃げ切った。正代が崑ちゃんに当たったと思った土俵まわりのカメラマンがレンズを向けたが、崑ちゃんは両手で大きな輪を作って「大丈夫や」とやって大受け、その俊敏な動きには場内から拍手喝采だった。

 このシーンではたまたま隣にいた女性が席を立っていたことで、逃げ場ができたというラッキーも重なったが、それでもとっさに反応できなければ、アウト。インタビューなどによれば「ペッシャンコ。救急車ですよ」だった。

 大村が俊敏なのはライザップで鍛えた効果が大だが、3年前には「崑ちゃん90歳 今が一番、健康です!」という本を出して、86歳から始めた筋トレなどを詳細につづっている。この時、Zoomでインタビューに応じてくれた崑ちゃんはこう語った。

「最初はクソまじめだったトレーナー、僕はスーパーマンと呼んでるけど、彼は面白い男になってくれて、トレーニングに付き合ってくれます。スクワット、バーベル、ダンベル……。バーベルなんか調子がいい時は40キロ担ぐ。おかげで92センチだったウエストは79センチに、お腹はペチャンコです。体重も今日は55.3キロ。体重が80キロ台になった頃は、僕のこと、みんな知らんぷりしてたのに、筋トレをやって、半年前から『90歳』と言った途端に二度見されて、『どんなこと、すんですか』と聞いてきます。その時は笑かしながら話してあげます」

 昨年12月には高級老人ホームに引っ越したという。

 部屋を出ると「崑ちゃん」と声をかけられるそうで、「大村崑をやらなきゃいけない」と背筋を伸ばすとか。人に見られていることも元気の源だ。

 元気ハツラツ!

「92歳、実にめでたい」

(峯田淳/日刊ゲンダイ)

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