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大谷の絶好調は「アタマ」に秘訣あり…リーグトップ32本塁打に自己最多更新の27盗塁

日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年7月29日 9時26分

大谷の絶好調は「アタマ」に秘訣あり…リーグトップ32本塁打に自己最多更新の27盗塁

大谷翔平(C)共同通信社

「走る方もいいのは動けている証拠。それがパワーでもいい方向に作用している」

 日本時間28日のアストロズ戦で自己最多タイとなる26盗塁をマーク、リーグトップの32号本塁打を放った大谷翔平(30=ドジャース)がこう言った。

 今季は右肘手術明けということもあって、下半身を重点的に鍛えた。強靭な下半身が、打席でのパワーも生み出しているということだ。

 とはいえ、屈強な下半身をもつ打者ならメジャーにゴロゴロしている。そんな中で、打率.318、32本塁打はいずれもリーグトップ。76打点はトップのオスナ(ブレーブス)と6差の同2位(数字はいずれも28日現在)。大谷が三冠王も狙える成績を維持している大きな理由はアタマではないか。特派員のひとりがこう言う。

「今季からドジャースでプレーする大谷は、開幕前から対戦が増えるナ・リーグ投手陣のビデオを繰り返し見ていたようです。そうやって相手投手の特徴やクセを把握したうえで、実戦に臨んでいる。本塁打はもちろん、盗塁が増えたのも相手投手のけん制時のクセが分かっているからだと思いますね」

 大谷はかつて投手との対戦に関して「勝負はピッチャーと向かい合ったときについている」という趣旨のことを話したことがある。「打つ打たないは結果としてありますけど、打てそうな気がして凡退してしまうのと、打てなさそうな気がしてヒットになるのとでは全然違う。僕としては打ち損じているくらいの方がいい」とも。つまり打席に入るまでの準備の問題なのだろう。

 29日のアストロズ戦は無安打ながら、自己最多を更新する27個目の盗塁。カラダを鍛えるのはもちろん、アタマも使っているからこそ、大谷は突出した成績を残せるようなのだ。

  ◇  ◇  ◇

 そんな大谷だが、シーズン終盤は苛立ちが募ることになりそうだ。深刻な投壊状態だったところに先日、左右の両エースが復帰したとはいえ、この2人は「終盤戦のヤバすぎるデータ」があるからだ。いったいどういうことなのか。

●関連記事【もっと読む】…では、それらについて詳しく報じでいる。

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