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競泳4個メで松下知之が銀!「史上最弱」「メダル0」の下馬評覆した貪欲探求心

日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年7月29日 7時11分

競泳4個メで松下知之が銀!「史上最弱」「メダル0」の下馬評覆した貪欲探求心

松下知之(C)共同通信社

 お家芸種目の新鋭が表彰台に立った。

 400メートル個人メドレーの松下知之(18)が4分8秒62で銀メダル。レース序盤は出遅れながら、得意とする最後の自由形で追い上げ、持ち前の粘りを発揮した。

 競泳は日本代表首脳陣同士の確執から、代表選手達の反発を招いたことで強化もままならなかった。「メダル0」と予想する関係者も少なくなかったが、大会前の下馬評を覆して競泳陣メダル第1号となった。

 表彰式を終えた松下は「ここまでで辛いこともあったけど、頑張って良かった。(世界を代表するスイマーとの決勝レースに)雰囲気を楽しむだけで夢中になって泳いだ。最高の思い出になりました」と満面の笑みを見せた。

 来月1日に19回目の誕生日を迎える松下は東洋大国際観光学部の1年生。同じ栃木出身で大学の先輩でもある2016年リオ五輪400㍍個人メドレー金メダルの萩野公介を目標にしてきた。幼少の頃から貪欲な探求心で萩野の泳ぎを何度も映像でチェックし参考にしてきたという。

 萩野以外にも、海外の有力スイマーの泳ぎを研究するのはもちろん、自身のフォームに落とし込み、小学生の頃から、コーチや親が撮影した動画を見て、フォームの乱れなどを自ら確認することを日課にしてきた。

 大学では、平泳ぎで3大会連続金メダルの北島康介、萩野ら多くのメダリストを育てた平井伯昌コーチの指導を受ける。 

 研究熱心な大学スイマーは日本の競泳をけん引しそうだ。

  ◇  ◇  ◇

 競泳界のレジェンド松田丈志氏は、「今大会で最もメダルの可能性が高いのは瀬戸大也の2個メ」と話していた。とっくにピークを過ぎたかに見える瀬戸だが、いったいなぜなのか。

●関連記事【もっと読む】…では、その理由について徹底解説している。

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