大谷が「あえて」相手投手の決め球を仕留めにいく理由 低めの変化球は三振OKのスタンス
日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年7月30日 11時53分
![大谷が「あえて」相手投手の決め球を仕留めにいく理由 低めの変化球は三振OKのスタンス](https://media.image.infoseek.co.jp/isnews/photos/gendainet/gendainet_1062961_0-small.jpg)
大谷翔平(C)共同通信社
フライボール革命によって、打者が本塁打を量産するようになると、投手は高め速球を磨くようになった。アッパー気味のスイングに対して有効だからだ。
日本時間29日現在、リーグトップの32本塁打の大谷翔平(30=ドジャース)に対する投手の攻め方もそう。高めのフォーシームをウイニングショットにするか、同様の球で追い込んでから低めの変化球で打ち取ろうとする。いずれにせよ、高めの速球は投手にとっての生命線なのだが、そんな決め球をあえて仕留めにいっているのが大谷だという。
特派員のひとりがこう言う。
「長距離打者の多くは高めのキレのあるストレートを苦手にしている。その球を捨てて、他のボールに狙いを定める打者もいるほどです。大谷も高めの150㌔超のストレートは苦にしますが、苦手だからこそ、あえてその球を仕留めにいっているというのです。極端な言い方をすれば、低めの変化球で三振しても構わないというスタンスだと聞きました」
ウイニングショットを仕留められれば、投手に与えるダメージは計り知れない。決め球にならないようなら、攻め方を変えざるを得なくなるからだ。大谷にとっては、不得手な球がくる確率は下がることになる。
よしんば攻略できなくても、ウイニングショットを狙いすましたようにフルスイングされるのは、投手にとって不気味だろう。
苦手な球を捨てるのではなく、あえて仕留めにいくーー。大谷がメジャーで好成績を残せる理由は、そんなところにもある。
◇ ◇ ◇
そんな大谷だが、シーズン終盤は苛立ちが募ることになりそうだ。深刻な投壊状態だったところに先日、左右の両エースが復帰したとはいえ、この2人は「終盤戦のヤバすぎるデータ」があるからだ。いったいどういうことなのか。
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