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「笑点」新メンバーに抜擢「高校野球からいきなりメジャーに行った感じでした」【立川晴の輔 大いに語る】

日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年7月30日 9時26分

「笑点」新メンバーに抜擢「高校野球からいきなりメジャーに行った感じでした」【立川晴の輔 大いに語る】

立川晴の輔(右)と吉川潮(C)日刊ゲンダイ

【立川晴の輔 大いに語る】#1

 人気番組、「笑点」の大喜利メンバーに抜擢された立川晴の輔。今が旬の落語家と言える。レギュラーが決まるまでの裏話や、立川流での修業の苦労話などを語ってもらった。

「3カ月たちましたが、まだ慣れませんね。『笑点特大号』(BS日テレ)の若手大喜利のメンバーを10年やったので、日本のプロ野球からメジャーに行くような感じかと想像してました。ところが入ってみると、高校野球からいきなりメジャーに行った感じでした」

 地上波の人気番組はそんなに違うものなのか?

「高校野球は汗を流して一生懸命プレーすれば、試合に負けても観客が拍手してくれます。でもメジャーは結果が求められる。地上波の視聴者は僕のファンではないし、収録会場のお客さまも僕が目当てじゃありませんから。まだまだこれからですね」

 我々が想像する以上に大変と見える。

「ただ、メンバーの皆さんが優しくて、笑いを取りやすいパスを出してくださり、うまく突っ込んでもくれるので、遠慮しないで飛び込んでいかなきゃと思ってます」

 番組出演が決まったのは、昨年の夏の終わりだったとか。

「はい。50歳になったので、もう若手大喜利を卒業しようと、プロデューサーに相談してたんです。話があると呼ばれたので、てっきりそのことかなと思ったら、『木久扇師匠の後、晴の輔さんにやってもらいたい』と言われて驚きました。与太郎風のボケが持ち味の木久扇師匠の後釜は絶対ないと思ってましたんで、『僕でいいのですか?』と聞き返したくらいです。『これまで通りにやってくれればいいから』と言われ、若手大喜利でやっていたまま、自分らしく真面目風でいいんだと理解しました」

 当然のことながら、口外できない。

「『もしこの話が漏れたら、なくなるかも知れないよ』と冗談っぽく言われましたが、顔はマジだったので、これはマジだなと感じて、その日から僕は貝になりました」 (つづく)

(聞き手・吉川潮)

▽立川晴の輔(たてかわ・はれのすけ) 落語立川流・立川志の輔一門。1972年11月21日兵庫県神戸市生まれ。岡山県作陽高校、東京農業大学農学部卒。97年、立川志の輔に入門。志の吉を拝名。2003年、二つ目に昇進。08年、東西若手落語家コンペティション・グランドチャンピオン。13年、真打ちに昇進。志の吉から晴の輔へ改名。

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