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パリ五輪実況でアナに求められるのは「ポエム」センス? 解説者「やばぁ」と感情ムキ出し大興奮

日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年7月30日 15時32分

パリ五輪実況でアナに求められるのは「ポエム」センス? 解説者「やばぁ」と感情ムキ出し大興奮

やぁばぁ!(C)共同通信社

 パリ五輪スケートボードの男子ストリート決勝が行われ、東京五輪金メダリストの堀米雄斗(25)が金メダルを獲得した。

 ランでは1回目に89.90点と順調な滑り出しを見せ、トリックでは1回目に94.16点を記録した後、3回連続で失敗。しかし、最後の演技で97.08点を叩き出し、合計281.14点で7位からの大逆転で連覇を達成した。

 東京五輪以降にルール変更があり、苦手とされたランの練習を重点的に重ねてきた堀米。一時は五輪出場すら危ぶまれていただけに、高難度の演技を終えると重圧から解き放たれた感情が爆発。ボードを蹴り上げて右手で掴むと、両手を広げて空に向かって大きく叫んでいた。

 ネット上では、そんな堀米の姿を見た視聴者から《かっこいい》《最高》といった声が飛び交っていたが、この中継でもう一つ話題となっていたのが解説者のコメントだった。

 プロスケートボーダーの瀬尻稜氏(27)が堀米の演技に対し、「やばぁ」「うぉ、やばぁ」「やぁばぁ」を連発。トリック後には「うぉーすげぇ、まじでぇ。半端ねぇ」と大興奮していたからだ。

 SNS上では《やばぁがクセになる》《演技難度の解説よりも「やばぁ」しか頭に残っとらん》などと大盛り上がりとなった。

■感情的な発言ではなく専門的な解説が聞きたい

 五輪競技の解説者が感情剥き出しで絶叫する姿といえば、思い出されるのが1998年長野冬季オリンピックの女子モーグルで金メダルを獲得した里谷多英について、男性解説者が「すっげーよ多英、多英すっげーよ」と興奮気味にコメントしていたことだろう。

 この時も、その後はしばらく「すっげぇ」との言葉が流行ったのだが、一方でみられたのが《感情的な発言ではなく専門的な解説が聞きたかった》《五輪実況は淡々とするべきではないか》といった意見だ。

 過去を振り返れば、NHKの元アナウンサーだった刈屋富士雄氏は「トリノのオリンピックの女神は荒川静香にキスをしました」「伸身の新月面が描く放物線は栄光への架橋だ」と発言。「名言」と評判になったが、一部では「何を言っているのか分からない」との指摘も。

 パリ五輪のスケートボード女子ストリートでも、吉沢恋(14)、赤間凜音(15)が金、銀メダルを獲得すると、フジテレビの倉田大誠アナウンサー(42)は「金メダルに恋した14歳」と表現。倉田アナは東京五輪でも当時13歳だった西矢椛の金メダルが決まると、「13歳、真夏の大冒険」と叫んで話題となったが、近年の五輪は選手だけでなく、実況アナも“爪痕”を残す場面があるようだ。

 かつて、アナウンサーで重要視されたスキルは原稿を「正確に読む」「発音する」とされたが、最近は“ポエム”的な能力も必要?らしい。

 ◇  ◇  ◇

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