1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. スポーツ
  4. スポーツ総合

バスケ元日本代表監督が徹底解説!八村、渡辺ら「ビッグマン」に代わる“控え選手”がカギになる

日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年7月30日 23時36分

 東京五輪銀のフランスは最優秀守備選手賞4度のルディ・ゴベール(32=ティンバーウルブズ)、昨季の新人王ビクター・ウェンバンヤマ(20=スパーズ)ら、現役のNBA選手は5人。自国開催の今大会もメダル候補だけに、現実的に日本は2位での1次リーグ突破を目指す。

「決勝トーナメントに進出するには初戦のドイツ戦が重要になります。勝てば、次のフランス戦の展開によっては控え選手を多く試すことができる上に、1次リーグ最後のブラジル戦に全精力を傾けるのが可能になるからです。ドイツには昨年のW杯1次リーグで第2クオーターまでリードを許して敗れた(63-81)とはいえ、後半は互角以上に渡り合った(32-28)。先の五輪最終予選ではフィリピンがラトビアに勝ち、ニュージーランドがクロアチアを下すなど、アジア各国の実力が欧州勢に近づいていることを考えると、今回は八村が加わるだけに、ドイツとは十分に戦えると思います」(※ドイツに惜敗し、日本時間31日0時5分からの仏国戦に臨む)

 ホーバス監督は就任以来、NBAで全盛の「3&D」(3Pシュートとディフェンス)を重視したチーム強化を図ってきた。それまでは3Pシュートをほとんど打たなかった選手がホーバス監督の方針から練習に励むようになり、7月上旬の韓国との強化試合ではエリア外に出て3Pシュートを打つシーンも見られた。

「八村、渡辺雄、ホーキンソンがインサイドで多く得点するのは容易なことではない。当然、得点を積み重ねるには40%近くの3Pシュート成功率が必要になります。3Pのシュートアベレージで相手を上回るだけでなく、オフェンス面ではリバウンドも重要になり、シュートが外れてもセカンドチャンスをつくるつもりで、積極的にこぼれ球にからむべきです。それが防御面でも相手にスムーズな攻撃をさせず、ミスを誘うためにも、ハーフコートではなく、フルコートディフェンスにつながるのは言うまでもありません」

 五輪でのメダル獲得は女子に先を越されたが、今回は揃って決勝トーナメント進出なるか。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください