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日本男子バスケ仏戦で「疑惑の判定」…《世紀の大誤審》《理解できない》とSNS大炎上!

日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年7月31日 7時41分

日本男子バスケ仏戦で「疑惑の判定」…《世紀の大誤審》《理解できない》とSNS大炎上!

途中退場した八村塁(C)共同通信社

【パリ五輪】男子バスケットボール

 まれに見る接戦を繰り広げながら大金星を逃した。

 日本時間31日未明、1次リーグB組で、世界ランキング26位の日本は東京大会銀メダルで同9位の地元フランスと対戦。延長の末に競り負け、初戦から2連敗となった。

 ウェンバンヤマ(20=スパーズ)、ゴベール(32=ティンバーウルブズ)のNBAを代表するプレーヤーを擁する、米国と並ぶ金メダル候補と接戦を演じた日本。相手を上回る3ポイントシュート成功率43.2%(仏は40.5%)をマークし、ゴール前での競り合いも互角に渡り合うなど終始、食らいついた。

 64-69で最終第4Qに入ると、PG河村勇輝(23)の3ポイントシュートなどで2点差(70-72)とし、反撃ムードは最高潮。が、そこで水を差したのが、エースで唯一のNBAプレーヤーである八村塁(26=レイカーズ)だった。残り8分31秒でシュート態勢に入ったゴベールの右手に接触し、この日2度目のアンスポーツマンライクファウルで退場を宣告されたのだ。トム・ホーバスHCはレフェリーに激しい口調で抗議したが、判定は覆らず。残りの時間はエース不在の戦いを強いられた。

 代わって起用された選手が八村の穴を埋め、第4Q残り16秒に河村がフリースローを2本決めて84-80とリード。大金星を目前とした残り10秒で、再び疑惑のホイッスルが鳴った。河村が相手の3ポイントシュートを防ぎに行った際、接触したとしてファウルを取られ万事休す。土壇場で追いつかれ、延長戦の末に競り負けた。

 河村のプレーに対する不可解なジャッジにSNSでは「世紀の大誤審」がトレンド入り。「理解できない」など八村の退場も含めてレフェリーを批判する声が相次いだ。

 1972年ミュンヘン大会以来、52年ぶりの五輪白星を逃したホーバスHCは「(第4Qの)最後のベンチ前のファウルが大きいね。僕の角度からはファウルしてないように見えた。本当に悔しい」と納得できない表情で、八村の退場についても「アンスポじゃないと思っていた。それもショックだった」とレフェリーに不信感を口にした。

 日本は決勝トーナメント進出に一縷の望みをかけて8月2日のブラジルとの1次リーグ最終戦に臨むが、八村抜きで戦った方が得策ではないか。

 NBAの超名門球団レイカーズで定位置を確保し、年俸約24億円の高給取りながら、代表での貢献度はイマイチ。この日のフィールドゴール成功率は62.5%を記録したものの、初戦のドイツ戦は21.1%、3ポイントシュート成功率22.2%とどちらも低調だった。

 関係者によれば、チームの方針として3ポイントシュートの多用を徹底しているが、ミドルレンジからの2ポイントシュートを武器にする八村だけ例外だという。

 フランスを追い詰めたのはむしろ八村退場後。3ポイントシュートに活路を見いだす日本が五輪での約半世紀ぶりの白星を手にするには、エースのベンチ待機という選択肢もありだという声が出始めている。

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