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木原大臣が露呈したポンコツぶり 防衛省・自衛隊の隠蔽体質に他人事…答弁も屁理屈ズラズラ

日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年7月31日 10時58分

 防衛省は今年4月、不正疑惑について川崎重工から報告を受け、海上幕僚監部に一般事故調査委員会を立ち上げると同時に、防衛装備庁において臨時調査を実施。さらに今月5日、木原大臣が大臣権限に基づき特別防衛監察を指示した。

 防衛省が事案を把握してから約4カ月、特別防衛監察から3週間以上が経過したものの、閉会中審査で事実関係は明らかにされなかった。防衛省は「調査中であり予断をもってお答えできない」(人事教育局長)の一点張り。木原大臣に至っては、「報告は受けていない」「重大事案があれば報告があると思う」などとノラリクラリ。この期に及んでもまるで他人事で、悪びれない「報告待ち」の姿勢は一貫している。

 木原大臣は監察の進捗状況を踏まえて中間報告の公表を検討する方針だが、肝心の公表時期については「臨時国会が閉じた後、年末がメドではないか」(防衛省関係者)とささやかれている。嵐が過ぎた後にコッソリ公表なんて薄汚い魂胆が垣間見える。

  ◇  ◇  ◇

●関連記事『【もっと読む】防衛省が218人の処分公表も木原大臣「綱紀粛正」どの口が? 自民裏金事件また蒸し返される』では、処分対象となった事案なども詳しく報じている。

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