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沢口靖子「科捜研の女」打ち切り説浮上の根拠…テレビ朝日では“継続派”と意見が真っ二つ

日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年7月31日 11時32分

沢口靖子「科捜研の女」打ち切り説浮上の根拠…テレビ朝日では“継続派”と意見が真っ二つ

沢口靖子(C)日刊ゲンダイ

 今年、season24へと突入した「科捜研の女」(テレビ朝日系)に、再び打ち切り話が浮上し局内を二分する議論に発展しているという。

 同作は同局にとってはドラマ「相棒」に匹敵するキラーコンテンツ。しかし、シリーズ終了話が持ち上がるのは今回が初めての話ではない。

「シリーズが始まるごとに毎回、『今回が最終章』とか『今シリーズで終了』などといった見出しが週刊誌やネットメディアを賑わせてきました。しかし、科捜研には根強いファンがいる。世帯視聴率も好調をキープしていたこともあり、ファンからの声にテレ朝が応える形で継続させてきたのが『科捜研』だったわけです」(スポーツ紙放送担当記者)

 ところが、今回のシリーズ終了話に関してはいつもと雰囲気が違うという。一番の理由は視聴率不振。ここ数年で放送してきたシリーズのなかでワースト視聴率を叩き出してしまったことだ。

「実は現在、放送中のseason24は、視聴率が低迷している。初回が7.8%(7月3日OA)、第2話8.1%(7月10日OA)、第3話8.8%(7月17日OA)、第4話6.6%(7月24日OA)と、このままでは平均視聴率が6~7%台になる公算が大きいんです。ちなみに過去のseason22(2022年)は全9話平均視聴率9%。初回に11.9%を記録しました。また、season23(2023年)も全8話平均9%となかなかの健闘ぶりを見せました」(キー局関係者)

■シリーズをすぐに打ち切れない理由が…

 さらに議論になるのが制作費の問題。京都で撮影しているため通常のドラマの約2倍の経費がかかるという。

「1話平均はギャラ込みで6000万~7000万円。キムタク主演ドラマでさえ1本4000万円弱です。インバウンドで京都の宿泊費が高騰し制作費をひっ迫させているんです」(同前)

 とはいえテレ朝には、「科捜研の女」シリーズをすぐに打ち切れない理由があるという。

「株主である東映対策ですよ。京都太秦スタジオはテレ朝のドラマで支えられていると言っても過言ではない。なかでも京都が舞台の『科捜研』は東映にとってはドル箱です。『科捜研』が打ち切りになれば多くのスタッフが路頭に迷うでしょう」(前出の記者)

 その結果、テレ朝局内ではシリーズ継続派と打ち切り派に意見が割れているという。

「局内はまさにマリコ派と反マリコ派に分断されていると言ってもいい状況です」(前出のキー局関係者)

 テレ朝の広報担当者は取材に対し「今後の編成について決まっていることはありません」との回答。視聴率低迷に喘ぐ「科捜研の女」は、果たして、どんな結末となるのか。

  ◇  ◇  ◇

 記事に出てきたテレビ朝日と東映の蜜月関係。それに水を差しかねない事態がテレ朝の看板ドラマ「ドクターX」シリーズで起きていた!

●関連記事【もっと読む】米倉涼子「劇場版ドクターX」配給の複雑事情と健康不安…なぜ“テレ朝系”東映でなく東宝なのかでは、その詳細に触れている。

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