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小林麻美がユーミンとタッグで歌手再デビューか?「雨音はショパンの調べ」から40年

日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年8月1日 9時26分

小林麻美がユーミンとタッグで歌手再デビューか?「雨音はショパンの調べ」から40年

小林麻美と松任谷由実がタッグで復帰か?(C)日刊ゲンダイ

 1984年のヒット曲「雨音はショパンの調べ」で知られる小林麻美(70)が歌手として、再デビューの噂があるらしい。小林は91年、所属事務所「田辺エージェンシー」の田辺昭知社長との結婚を発表し芸能界から引退したが、2016年に活動再開。女性セブンによると、その後もう一度歌いたいという気持ちを強くしていったのだそうだ。芸能関係者の話として、こう伝えている。

「歌うとなれば、ユーミンの顔がすぐに浮かんだのでしょう。小林さんは2019年に武道館で開催されたユーミンのコンサートを訪れ、楽屋で約30年ぶりの涙の再会を果たしました。その後、改めて交流を続けるなかで、音楽が話題の中心になることもあったようです。もう一度一緒にやろうと、約束しているという話もあります」

 小林とユーミンこと松任谷由実は同学年の親友で、「雨音は──」はユーミンのプロデュース。ロンドンでガゼボの「I Like Chopin」を耳にしたユーミンが日本語歌詞をつけて、歌うよう提案したのだ。ユーミンの楽曲「Happy Birthday to You~ ヴィーナスの誕生」(91年)も、小林の長男誕生の際、小林のために作った曲としてファンには有名だ。その2人がふたたびタッグを組むとなれば、中高年世代には懐かしく、注目するのではないか。

「『雨音は──』のミュージックビデオは、ロシアの映像詩人アンドレイ・タルコフスキー監督の映画『ノスタルジア』のセットで撮られているんです。小林麻美さんの美しさはもちろん、それを際立たせるきめ細かな演出、凝りに凝った映像は、潤沢な制作費あってのものでもあると思います。今では絶対に撮れないでしょう」とレコード会社関係者は言う。

■「バブルへと向かい、絶好調の広告業界を象徴するような存在でした」

 小林は歌手として72年に「初恋のメロディー」でデビューした後、資生堂、サントリー、セイコー、パルコなどのCMで話題になり、人気を集めた。

「バブルへと向かい、絶好調の広告業界を象徴するような存在でした」と、某広告プロデューサーは言う。

 ソバージュにしたロングヘアをかき上げるアンニュイな表情やファッションが都会的とされた、この時代のミューズと評されもしている。放送作家のチャッピー加藤氏はこう言う。

「尾崎亜美さんの名曲『マイ・ピュア・レディ』が流れる資生堂のCMを見たときは、子供心ながら、こんな美人がいるんだと感動したのを覚えています。感性も生き方も、先を行っていたのだと今は思います。だからユーミンとも気が合ったのでしょう」

 小林は古希となった現在も変わらぬ美しさで、雑誌の表紙などを飾っている。

「伊藤蘭さんが夫の水谷豊さんと娘の趣里さんのバックアップも受けて歌手活動を再開したように、アラ還、アラ古希の女性たちが新たな活動をしてくれるのはとても励みになります。高齢化社会の新しい潮流としても注目ですね」(チャッピー加藤氏)

 時を超えて、どんな歌声を響かせるのか。かつて小林麻美に胸をときめかせた向きはとりわけ楽しみだろう。

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