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男子バレー若きエース髙橋藍の双肩にかかる「52年ぶり五輪金」と「新リーグの命運」

日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年8月1日 17時0分

男子バレー若きエース髙橋藍の双肩にかかる「52年ぶり五輪金」と「新リーグの命運」

髙橋藍(C)共同通信社

【パリ五輪】男子バレーボール

 バレーボール男子日本代表は昨31日、アルゼンチン相手にセットカウント3-1で今大会初勝利を挙げ、勝ち点4とし、1次リーグC組2位に浮上。決勝トーナメント進出をかけて3日(4時試合開始)に米国と対戦する。

 フィリップ・ブラン監督は試合後、「きょうしっかり勝ったことでプレッシャーもある程度なくなった思う。次(の米国戦)は、いい戦いができると思う」と手応えを口にした。

 バレーは五輪前哨戦のネーションズリーグ(VNL)で男女とも準優勝、今大会は1972年ミュンヘン大会以来の金メダル獲得を期待されている。アベック優勝ともなれば、バレーの注目度はさらに高まるが、逆に男女揃って1次リーグ敗退、メダルなしに終われば、国内リーグにも大きく影響を及ぼす。

 バレーボールは昨季までのVリーグを再編し、今年10月に新たに「SVリーグ」が開幕する。男子では日本屈指のアウトサイドヒッター(ОH)の髙橋藍が昨季までプレーした世界最高峰のイタリア・セリエAからSVリーグの「サントリー・サンバーズ」に移籍するなど、話題性はあるものの、新リーグには大きなライバルがいる。

 優勝候補のフランス相手に接戦を繰り広げ、国内での注目度が増している男子バスケットボールだ。五輪後、日本代表PGの河村勇輝(23=横浜Bコルセアーズ)がNBA入りを目指して渡米する一方、NBAで日本人最長の6シーズンプレーした渡辺雄太(29)がBリーグ千葉ジェッツに移籍するなど話題には事欠かない。

 16年秋に開幕したBリーグは年々、観客動員数が増えており、日本男子が48年ぶりに自力で五輪出場権を勝ち取った昨年のW杯の盛り上がりもあって昨季はB1、B2合わせて歴代最多となる429万1816人の入場者数を記録した。

 BリーグはサッカーのJリーグに倣って各チームが地域密着を図っている上に、バスケ専用の新アリーナの建設が相次いでいることも集客面で追い風になっている。

 髙橋藍が加入するバレーのSVリーグが、バスケのBリーグから客を奪うためにも、パリで五輪52年ぶりのメダルが欲しい。

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