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卓球シングルス次戦 「早田ひなvs謎の北朝鮮選手」「張本智和vs世界卓球2連覇の中国選手」

日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年8月1日 9時13分

卓球シングルス次戦 「早田ひなvs謎の北朝鮮選手」「張本智和vs世界卓球2連覇の中国選手」

早田ひな(C)共同通信社

【パリ五輪】卓球

 パリ五輪卓球シングルスは男女とも3回戦が終了。ベスト8が決まり、そろそろメダルがチラついてきた。

 女子は第8シードの平野美宇(24)がインドのM・バトラーと対戦。180センチの長身で粒高バックの異質ラバーを使う相手を4-1で退けた。準々決勝の相手は第4シードの韓国のシン・ユビン。申は混合ダブルスで銅メダルを獲得し、勢いがある。

 身長158センチの平野より10センチも高く、パワーのある両ハンドドライブが特徴。東京五輪は団体で銀メダルを手にした平野。個人のメダル取りで最初の難敵を迎える。

 第3シードの早田ひな(24)は、中国出身のフランス人、J・ユアンと対戦。完全アウエーの会場で39歳のベテラン相手に4-0のストレート勝ち。早田は今大会、まだ1ゲームも落としていない。

 問題は次戦だ。相手は北朝鮮のピョン ソンギョン。世界ランキング168位だが、北朝鮮の選手はコロナ禍で国際大会を欠場していたからランキングはアテにならない。1回戦で香港のエースを破り、2回戦は同16位のドイツ選手をフルゲームで撃破。3回戦も同11位のA・ディアス(プエルトリコ)を0-3から大逆転し、乗りに乗っている。

 ピョンは昨年の杭州アジア大会3回戦で平野に4-2で勝利し、準々決勝では中国の絶対王者、孫穎莎から1ゲームを取っているだけに、この快進撃はまぐれではない。

「(ピョン戦の)対策はなかなかない」という早田はどんな戦術で戦うか、注目の一戦だ。

■張本智和は樊振東に過去9試合で2勝7敗

 一方の男子は、張本智和(21)が初対戦左腕のA・リンド(デンマーク)を4-1で下した。次戦は、東京五輪銀メダルで世界卓球2連覇の樊振東(中国)と戦う。過去9試合で2勝7敗。まったく敵わない相手ではない。

 五輪初出場の戸上隼輔(第10シード)は3回戦で第8シードの張禹珍(韓国)に0-4で完敗。ベスト8入りを逃した。

 ドローで戸上側の「山」にいる選手にはこの日、“朗報”が届いた。前日の混合ダブルス決勝で金メダルを獲得した世界ランク1位の王楚欽(中国)が、2回戦で世界26位のモーレゴード(スウェーデン)に2-4で敗れたのだ。王は孫と組んだ混合ダブルスで頂点に立った直後、2人の写真を撮影しようと殺到したカメラマンにラケットを踏まれ折られてしまった。この日は予備のラケットで戦ったが、本来の力を出せなかった。

 2回戦で姿を消した王は、第1シードで金メダルの最有力候補だった。同じ「山」の選手たちはメダルの可能性が高くなったわけだが、戸上は世界ランク15位の第10シード。力不足だったか。

  ◇  ◇  ◇

 長らく卓球界の最前線に立ってきた伊藤美誠は今大会で代表漏れした。あの中国まで「大魔王」として恐れた伊藤は、いったいなぜ転落したのか。彼女に何が起きていたのか。

●関連記事【もっと読む】…では、その「理由」について詳しく報じている。

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