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なでしこ「(因縁の)米国に快勝する可能性も」と初代監督…ナイジェリアに快勝で決勝T進出

日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年8月1日 12時0分

なでしこ「(因縁の)米国に快勝する可能性も」と初代監督…ナイジェリアに快勝で決勝T進出

(左から)田中美南、北川ひかる、守屋都弥(C)JMPA

【パリ五輪】女子サッカー

 パリ五輪の女子サッカーで日本代表(なでしこジャパン=世界ランク7位)が、日本時間1日に行われた一次リーグ第3戦でナイジェリア(同36位)を3-1で下し、2大会連続の準々決勝進出を決めた。

 日本は男女そろって8強となった。

 第1戦で世界女王のスペインを相手に黒星スタートとなったなでしこは、第2戦で同9位のブラジルに大苦戦しながら、後半追加タイムの2ゴールで逆転勝ち。「引き分け以上」で準々決勝進出が決まるナイジェリアとの一戦は、世界ランクの順位差通りの結果に終わった。

 序盤から日本が主導権を握った。22分、大黒柱のMF長谷川唯(マンチェスターC)のスルーパスに反応した左MF植木理子(ウェストハム)がゴール前に絶妙クロスを送り、これを右MF浜野まいか(チェルシー)が合わせて先制した。

 32分、右ウイングバック(WB)の守屋都弥(INAC神戸)のクロスを植木がヘディングシュート。クロスバーに当たって跳ね返ったところを1トップのFW田中美南(INAC神戸)が抜け目なく押し込んだ。

 2-1で迎えた追加タイム5分には、ゴール正面やや右25メートル地点での直接FKを左WBに入ったDF北川ひかる(INAC神戸)が右サイドネットに突き刺し、リードを2点に戻してハーフタイム。後半はスコアレスだったが、日本の攻守の充実ぶりが際立った試合となった。

 一次リーグC組を2位で突破したなでしこは、日本時間3日午後10時キックオフの準々決勝でB組1位のアメリカ(同5位)と対戦する。

■「ナイジェリア戦のような戦いができれば」

 第1戦でザンビア(同64位)を3-0で退けたアメリカは、続く第2戦で強豪ドイツ(同4位)を4-1で粉砕。日本ーナイジェリア戦の後に行われたオーストラリアとの一戦を2-1でモノにした。

 アメリカは一次リーグ3試合で合計60本ものシュートを放ち、ボール保持率の平均値は65%。圧倒的な攻撃力でグイグイやってくるチームだ。

 なでしこにとって、アメリカは2011年W杯で初優勝した際に決勝を戦い、翌2012年ロンドン五輪の決勝で惜敗した相手。因縁の対決に勝機はあるのか? 

「試合を重ねるごとに両サイドからの攻撃が厚みを増し、攻守の連動性の精度も高まっている。この日のナイジェリア戦のような戦いができれば、アメリカ相手に勝機はあります」と話すのは、初代なでしこ専任監督の鈴木良平氏だ。

「左WBの北川と左MF植木、右WB守屋と右MF浜野のコンビプレーは冴えていたし、MF長谷川と林穂之香(エバートン)のボランチコンビとの連動性も素晴らしかった。ベテランDF熊谷紗希(ローマ)を中心としたDFの安定感も増している。アメリカ相手に快勝の可能性もあります」

 準決勝進出を期待してもよさそうだ。

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