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「ミヤネ屋」19年目で問われ始めた宮根誠司の“引き際”…毒舌ブームの終焉を本人が察知か

日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年8月2日 9時26分

「ミヤネ屋」19年目で問われ始めた宮根誠司の“引き際”…毒舌ブームの終焉を本人が察知か

宮根誠司(C)日刊ゲンダイ

 19年目に入った看板ワイドショー番組に何が起こっているのか。

 宮根誠司(61)がMCを務める「情報ライブ ミヤネ屋」(日本テレビ系)で、「週刊文春」と係争中の松本人志の性加害疑惑報道をめぐって騒動となっている。

 松本側の弁護士は、“偏向報道”があったとして、番組に抗議文を送付。これに対し、同番組を制作する読売テレビの松田陽三社長は「抗議文の中身に事実関係の誤解がある」として、番組内で訂正する必要はないと突っぱねた。

 そんな中、発売中の「女性自身」は、宮根が、ここ数年、番組継続についてあまり前向きではないと報じている。「宮根さんはコロナ禍のころから“自分はそろそろ卒業でいいんじゃないか”と周囲に相談している」とテレビ局関係者のコメントを掲載しており、さらに大阪で週5日、帯の「ミヤネ屋」のMCを務め、東京で週1日、「Mr.サンデー」(フジテレビ系)を担当するという今のスケジュールが、体力的、精神的にもキツくなっているのではないかというのだ。

「ミヤネ屋」は、2006年にスタート。宮根の関西ノリの歯に衣着せぬ物言いが人気となり、“午後のワイドショー戦線”の筆頭に。しかし、同時間帯で圧倒的だった視聴率も、近年は「ゴゴスマ~GOGO!Smile!~」(CBC、TBS系)の猛追を受けている。

「だいたいミヤネ屋は、世帯で4%台後半くらい、ゴゴスマは4%前後ですが、これが逆転する日が増えてきているんです」(日テレ関係者)

■「信用できない男性フリーアナ」で不名誉な1位

 形成逆転の理由について、芸能ジャーナリストの二田一比古氏は、本紙連載「芸能界クロスロード」(2021年4月22日)で、「毒舌は刺激的ではあるが飽きるのも早い。今、コロナという深刻な事態では毒舌の司会者はいらない。少しでも緩和剤になるような話術を心得た人のほうが安心して見ることができる」というテレビ関係者の分析を引いた上で、「男性キャスターの毒舌ブームの終わりを告げているかのようでもある」と書いている。

 6月15日に「FLASH」が配信した全国の男女500人にアンケート調査したという「信用できない男性フリーアナランキング」では、2位の青井実アナ(76票)に圧倒的大差をつけて、宮根(258票)は不名誉な1位となってしまった。

 かつての隠し子騒動や、最近も韓国取材時の禁止地区での喫煙問題などで世間から大きな反発を買ったことも記憶に新しい宮根だが、前出の日テレ関係者はこう話す。

「視聴率的には、まだ完敗というわけではなく、松本問題も局内ではそこまで問題視されていない。本人の意思はわからないが、読売テレビとの関係もあり、局としては打ち切るつもりはないはずですが」

 惜しまれながら潔く身を引くことはなかなか難しいだけに、宮根の“引き際”に注目だ。

  ◇  ◇  ◇

 宮根誠司が出演する「情報ライブ ミヤネ屋」は現在、ダウンタウンの松本人志との間に紛争を抱えている。

 ●関連記事【もっと読む】松本人志「ミヤネ屋報道」に他局社長が異例の苦言…カギを握る性加害告発A子さん出廷の有無…では、番組と松本の間に発生している軋轢について伝えている。

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