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実父が語る石川佳純 好感度抜群の秘密「人間関係は上手ですよ。世渡り上手っていうのかな、その辺は私に似てますね」

日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年8月2日 9時26分

 石川さんの地頭の良さにも感心する。中国語はペラペラだ。

テレビでコメントとか聞いて、面白くないとLINEするんです

「勉強はほとんどしてませんよ。試験前にまとめてやるって感じ。中国語はコーチが中国人なので、一緒に勉強したようです。コーチに日本語を教えたりね。今だから話しますけど、ミキハウスでは本当によくしてもらいました。佳純の練習相手は、何があっても、この強い中国人にする、と“特別扱い”もありました」

 だから、コミュニケーション力を必死で磨いたのだろう。もうひとつ、石川さんがキャスター向きに思えるのは、とにかく、目立ちたがり屋であることだ。

「女房ともよく話すんですが、試合では準決勝、決勝といくと、中央の卓球台でみんなの注目を集める。目立つところだと強いんですよ。隅っこの台だとダメなんです。人前で話すのも好き。目立ちたがり屋です」

 今回は五輪キャスター初挑戦。それなのにド真ん中に立つスペシャルキャスターにトライする。これも目立ちたがり屋の度胸だろう。どんなキャスターを目指すのだろうか?

「事前取材で、いろいろなアスリートの方にお話を伺っているようです。ちゃんと下調べをしろよと言うと、わかってるって。テレビでコメントとか聞いて、面白くないと、ラインするんですよ。楽しいことを楽しいって言ったって面白くもなんともない、とかね。ま、本人は卓球の世界しか知らないので、その辺は頼りにされているのかもしれません」

 第二のキャスター人生が楽しみだ。

▽石川佳純(いしかわ・かすみ) 1993年2月、山口県山口市出身。元国体選手の母・久美さんの指導を受けて小学生の頃から頭角を現し、大阪・四天王寺羽曳丘中学、四天王寺高校に進学。2007年世界選手権に史上最年少で出場して以後、数々の国際大会でも結果を残した。五輪には12年ロンドン、16年リオ、21年東京と3大会連続出場し、女子団体で銀2、銅1のメダルを獲得。23年5月に現役引退。パリ五輪ではフジテレビ系のスペシャルキャスターを務める。

▽石川公久(いしかわ・きみひさ) 1963年12月、島根県松江市出身。福岡大卒、読売広告西部に入社。2022年から常務。24年専務就任。

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