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盗んだ下着を物干しに吊して持ち主に返却…76歳パンティー泥棒ナゾの犯行とその動機

日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年8月3日 9時26分

盗んだ下着を物干しに吊して持ち主に返却…76歳パンティー泥棒ナゾの犯行とその動機

盗んだ下着をわざわざ返しに侵入し…(写真はイメージ)/(C)日刊ゲンダイ

 パンティー泥棒はせっかく盗んだコレクションをわざわざ物干しに吊るすなどして、持ち主に返却していた。

 住宅の敷地内に侵入し、女性の下着を盗んだとして岡山県玉野市の無職、藤田四郎容疑者(76)が先月31日、住居侵入と窃盗の疑いで県警捜査3課と玉野署に逮捕された、

 藤田容疑者は2022年8月、玉野市内で自営業を営む男性(66)の住宅に忍び込み、女性用の下着1枚を物干しに吊るした疑い。干してあった下着は以前、この家から盗まれた家族のものだった。

 翌9月には、別の玉野市内の男性会社員(46)宅に押し入り、パンティー3枚を物干しに掛けていた。3枚の下着はいずれもこの家に住む家族のものではなく、藤田容疑者は別の女性の下着を干すために不法侵入していた。

「2件とも家族が朝、庭を見たら女性用の下着が干してあったため、驚いたそうです。男性会社員の家族のものではないということは、どこかで盗んで持ち込んだのでしょう。住宅敷地内に下着が置いてあったことから、何者かが不法侵入したと判断しました」(捜査事情通)

 藤田容疑者はさらに同年10~11月の間に、玉野市内の団体職員の女性(68)宅に侵入し、庭に干してあったピンクやベージュ、グレーなどの女性用ショーツ5枚(計1000円相当)を盗んだ。後日、女性が仕事を終え、午後2時ごろに帰宅したところ、玄関先に紙袋がポツンと置いてあった。女性が紙袋の中身を確認すると、以前、盗まれた下着が入っていた。そこには他人の女性用下着も交じっていて、女性は「5枚以外は私のものではありません」と話しているという。

 調べに対し、藤田容疑者は「いずれの件も覚えていません」と容疑を否認していることから、動機を含めてなぜ下着を干したり、返却したのかは分かっていない。

「21年6月以降、同じような手口の事件が相次ぎ、警察に『自宅の物干しに女性用の下着が干してあった』という相談が十数件寄せられていた。被害に遭った住宅は、玉野市内の2つの地域に集中していた。住宅街のため、付近には防犯カメラもあまり設置されておらず、聞き込み捜査などを続けていた。藤田は1人暮らしで寂しい生活を送っていたようだ。自宅からは十数枚の女性用下着が見つかった」(前出の捜査事情通)

 盗んだパンティーを返却しに戻ったばかりに不法侵入で逮捕されるとは、マヌケとしか言いようがない。

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