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浜辺美波×赤楚衛二「もし徳」で“二度目の共演”も大苦戦…神木隆之介との最強コンビはどうなった?

日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年8月4日 9時26分

浜辺美波×赤楚衛二「もし徳」で“二度目の共演”も大苦戦…神木隆之介との最強コンビはどうなった?

浜辺美波(C)日刊ゲンダイ

 7月26日に公開された、浜辺美波(23)主演の「もしも徳川家康が総理大臣になったら」が、予想外の大苦戦をしている。

 公開から3日間の興行収入は約2億5000万円、観客動員数は約18万4700人で、「怪盗グルーのミニオン超変身」や「キングダム 大将軍の帰還」に大きく水をあけられて第4位に甘んじている。

 筆者の試算では、最終興収は約10億円前後という微妙な数字。公開映画館数(全国356館)や製作費を考えると残念な結果に終わりそうだ。

「昨年浜辺がヒロインを務めた映画『ゴジラ-1.0』や『シン・仮面ライダー』は、2作品だけで興収約100億円を稼ぎ出していますから、やはり寂しい数字といえるでしょうね。『もしも──』の演出は、映画『翔んで埼玉』で約37億6000万円の興収を残した武内英樹氏。共演も野村萬斎(58)、竹中直人(68)といった実力派が固めていただけに、肩を落とす関係者も少なくありません」(映画関係者)

 この結果に映画関係者の間で今、密かに囁かれているのが「特撮やヒーローもののマドンナ的存在なら強いけど……」という浜辺評だ。

 そんな評判を拭い去りたいと浜辺が奮起しているのは、最近の仕事ぶりを見れば一目瞭然だろう。

 NHK連続テレビ小説「らんまん」で、主婦層の高い評価を得た浜辺は、今年1月にHey!Say!JUMP・山田涼介(31)と恋愛映画「サイレントラブ」に出演。そして「もしも──」の4カ月後には、就職活動中の大学生6人が密室で織りなすサスペンス群像劇「六人の嘘つきな大学生」の公開が控えている。

つきまとう“共倒れ”の不安

 実力派女優への転向の成否のカギを握る要素の一つが恋愛ものの作品で高評価を得ることなのだが、勝負作が続く浜辺にとって大事になってくるのは相手役の存在だ。そして今、映画界やドラマ制作関係者で、浜辺の相手役に“イチオシ”といわれているのが赤楚衛二(30)だという。2人は2020年8月公開で、興収約8億円を記録した「思い、思われ、ふり、ふられ」で初共演。「もしも──」や「六人の──」でも共演する。いささか例えが古くなるが、“令和の三浦友和&山口百恵”にブラッシュアップさせようとしているのでは……ともいわれている。

 浜辺の相手役といえば、「らんまん」と「ゴジラ──」での神木隆之介(31)を思い浮かべる人も多そうだが、「3度目の共演は難しいかもしれませんね。『ゴジラ──』のプロモーション時に本人たちも言っていましたが“さすがにもう見飽きた”と思う人が多そうだというのがその理由」(前出の映画関係者)とのこと。「らんまん」の槙野夫妻やゴジラのイメージが強烈に刷り込まれているため、今は難しいということのようだ。

 そこで白羽の矢が立ったのが赤楚というわけだが……。

「ビジュアル的には美男美女のお似合いのカップルだといえますが、気になるのは、赤楚の出演するドラマ作品が、今のところほぼほぼ数字(視聴率)が取れていないことです。『もしも──』の出足が悪かったように、浜辺の足を引っ張ってないか、共倒れしないか……。そんな心配をしてしまうのです」(芸能プロダクション関係者)

 最新のゴールデンカップルといえば、最終興収約28億円という「わたしの幸せな結婚」のSnow Man・目黒蓮(27)と今田美桜(27)だろう。赤楚と浜辺はこのコンビを超えられるのだろうか。

(芋澤貞雄/芸能ジャーナリスト)

  ◇  ◇  ◇

 今田美桜が“ジャニーズ御用達女優”と呼ばれる理由は…●関連記事【もっと読む】今田美桜“ジャニーズ御用達女優”の仲間入り 目黒蓮との連続共演でもファンが心配しないワケ…で詳しく報じている。

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