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セ・リーグ本塁打王の大本命は誰?ヤクルト村上宗隆でも、巨人岡本和真でもない「第3の男」

日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年8月5日 7時21分

セ・リーグ本塁打王の大本命は誰?ヤクルト村上宗隆でも、巨人岡本和真でもない「第3の男」

村上宗隆(C)日刊ゲンダイ

 セ・リーグは優勝争いに加え、本塁打王争いも第4コーナーに差し掛かりつつある。

 20本塁打でトップを走るのはヤクルトの村上宗隆(24)。3本差で巨人の岡本和真(28)、DeNAのオースティン(32)が追う展開だ。2020年から昨季までの4年間は、村上(21、22年)と岡本(20、21、23年)がタイトルを分け合っている。

 所属チームの順位や残り試合数などの条件は違えど、球界では「故障の多さがネックですが、DeNAのオースティンが最もタイトルに近い」との声が少なくない。

 本塁打率(打数÷本塁打)は村上の16.75、岡本の21.06に対し、オースティンが13.59でトップ。3人が残りの全試合に出場して3打数ずつ積み重ねるとすると、最終的な本塁打数は村上28.4、オースティン27.2、岡本23.6。オースティンは約1本差で村上に及ばないが、球界OBはこう言う。

「オースティンはさらに本塁打率がアップする要素はあります。65試合で20本塁打した来日1年目の20年は11.9をマークしているうえ、最も確実性が高い(打率はオースティン.303、村上.233、岡本.260)。村上と同様に全方向に満遍なく本塁打を打てるのも強み。岡本も広角に打てる技術がありますが、今季は逆方向への本塁打がわずか1本。安打も含めて引っ張りの打球が多いのは不安材料です」

 村上も、今季は三冠王を獲得した22年の状態には程遠いという。

「村上の強みは体の軸がブレず、どんな球も自分のフトコロに呼び込んで打てること。しかし、昨季あたりから、ボールを迎えに行く分、頭が突っ込みがちで体の軸にブレが生じている。それが確実性のなさ、打率の低さに繋がっている。一方のオースティンは三冠王時の村上のように体の軸がブレないから、緩急でフォームを崩されることもない。これという弱点は見当たりません」(ライバル球団のスコアラー)

 敵は己の故障のみ、というなら、初のタイトル奪取が現実味を帯びる。

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