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フェンシング「驚愕の補助金額」は何億円?スポーツ庁は重点支援競技「Sランク」に認定

日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年8月5日 7時53分

フェンシング「驚愕の補助金額」は何億円?スポーツ庁は重点支援競技「Sランク」に認定

金メダルを獲得した(左から)永野雄大、敷根崇裕、松山恭助、飯村一輝(C)共同通信社

【パリ五輪】フェンシング男子フルーレ団体

 メダルラッシュに沸くフェンシングが競技最終日でも躍動した。

 日本時間4日の準決勝で開催国のフランスを下すと、未明の決勝では強豪イタリアを撃破。今大会5個目のメダルを最も輝く金メダルで締めた。

 それにしても、だ。五輪初参加となった1952年のヘルシンキ大会から72年間で計3個だったメダルの数に1大会で並び、そして抜き去る大躍進。選手の技術向上など様々な要因が挙げられているが、最も大きいのは「公金」による多額の金銭的支援だろう。

 スポーツ庁が昨年5月に発表した重点支援競技で、フェンシングは柔道やレスリング、体操と並んで最上位のSランク5競技に選出。強化費も増額された。

「2023年度8月期の決算によると、日本フェンシング協会が手にしている補助金は実に年間3億1544万円超。スポーツ庁からも909万3301円の補助金を得ている。メダル有力競技として潤沢な支援を受け、W杯や世界選手権での好成績を残した結果、19年には都内のナショナルトレーニングセンターに30面の練習コートを備えた専用練習場が完備されました」(スポーツライター)

 パリでの躍進に、08年北京大会の銀メダリストで元フェンシング協会会長の太田雄貴氏も、「JOC(日本オリンピック委員会)、国の税金で強くなっていったのが実態としてある」とメディアの取材に答えている。本場フランスから招聘した3人のコーチを含め、外国人指導者4人の体制を敷けているのも、頻繁に海外合宿を行って経験を積めているのも、多額の強化費があってこそ。

 今回の躍進で次回ロス大会に向け、国からの支援体制がより強固になるのは確実。黄金時代が続きそうだ。

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