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サニブラウンが「身に染みて感じた」近くて遠い92年ぶり決勝進出への道…「縮まっているんですけど、世界の皆さんもどんどん先に…」

日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年8月5日 6時35分

サニブラウンが「身に染みて感じた」近くて遠い92年ぶり決勝進出への道…「縮まっているんですけど、世界の皆さんもどんどん先に…」

サニブラウン(C)共同通信社

【パリ五輪】陸上男子100メートル

 陸上のサニブラウン・ハキーム(25)が日本時間5日の100メートル準決勝で9秒96の自己ベストを更新しながら、100分の3秒及ばず敗退。「暁の超特急」の異名で知られた吉岡隆徳が6位入賞した1932年ロサンゼルス大会以来、92年ぶりの快挙はならなかった。

 レース後のサニブラウンは「調子が良かったので、全部出し切る勢いでスタートしたけど、最後まとめ切れなかった。ちょっとオーバーストライド気味になってしまった部分があった」と悔しそうな表情を見せた。

 パリ五輪に向けて課題だったスタートを改善するなど、レベルアップして本番を迎えた。この日はリアクションタイム0秒150と好スタートを切りながら、決勝進出ラインには届かなかった。

 陸上に詳しいスポーツライターの高野祐太氏がこういう。

「スムーズにスタートを切れたことが自己ベスト更新につながりました。練習の成果を発揮したといえますが、終盤に伸びを欠いたのは、同組上位で決勝進出を決めたトンプソン(ジャマイカ)、カリー(米国)2人の突出した速さに圧倒されて後手に回り、焦って力みが生じて中盤以降の加速が鈍化したからです。決して悪い仕上がりではなかったにも関らず、決勝に進出できなかったのはメダルに絡む力が不足しているに過ぎない。さらなるレベルアップが必要といえるでしょう」

 世界のトップとの差を聞かれたサニブラウンは「縮まっているんですけど、世界の皆さんもどんどん先に行っているので。ちょっとずつ追いつくだけでは足りないなと、身に染みて感じた」と肩を落とした。

 米国のライルズが9秒79で制した5日早朝の決勝は7位までが9秒8台。100分の3秒差を埋めるのは簡単ではない。

  ◇  ◇  ◇

 ところで、陸上競技と言えば男女のユニホームの「違い」がたびたび話題になる。いったいなぜ、女子は「腹出しスタイル」や「超短パン」など男子に比べて圧倒的に露出の多いユニホームを着ているのか。陸連、研究者、メーカーに尋ねると「まさか!?」な回答が返ってきた。

●関連記事【もっと読む】…では、それらについて詳しく報じている。

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