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ホワイトハウスへの“ドリームチケット”民主党最強ペアは? ハリスが副大統領候補6人を面接

日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年8月5日 11時3分

ホワイトハウスへの“ドリームチケット”民主党最強ペアは? ハリスが副大統領候補6人を面接

高まる期待(米民主党のハリス副大統領)/(C)ロイター

 3カ月後に迫った米大統領選は、土壇場の「選手交代」で俄然盛り上がってきた。民主党のバイデン大統領からバトンを渡されたハリス副大統領が、返り咲きを狙う共和党のトランプ前大統領を猛追。目下、相方となる副大統領を選考中だ。これが奏功すれば、トランプを引き離す可能性がある。ホワイトハウスへの「ドリームチケット」をもたらす最強のランニングメートは誰なのか。

 ハリスの好感度は急上昇している。ブルームバーグ通信などの世論調査(7月24~28日実施、7州の4973人対象)によると、大統領選の勝敗を左右する東部ペンシルベニアや西部アリゾナなど激戦7州全体で、ハリスの支持率は48%。トランプの47%を上回った。バイデン撤退前はトランプが7州で2ポイントリードしていたが、ハリスはこの差を埋めた。バイデンも嫌、トランプも嫌だという「ダブルヘイター」からの支持を集めたと見られている。

■7日から参戦

 2日に民主党候補として指名が確定したハリスは選挙戦を共に戦う副大統領候補選びを進めていて、週末に有力な候補者と直接会ったとみられている。ペンシルベニア州のシャピロ知事、アリゾナ州選出のケリー上院議員、中西部ミネソタ州のワルツ知事、南部ケンタッキー州のベシア知事、ブティジェッジ運輸長官、中西部イリノイ州のプリツカー知事らの名前が挙がる。6日までに選んだ上で7日から副大統領候補と選挙運動に打って出る見通しだという。

同性愛者を公表したブティジェッジ運輸長官が適任

 上智大教授の前嶋和弘氏(現代米国政治)は「新しい民主党」のアピールを念頭に、「同性愛者であることを公表したブティジェッジ運輸長官が適任でしょう」と指摘していた。

 国際ジャーナリストの春名幹男氏の見立てはこうだ。

「2022年の知事選でトランプ氏が推す共和党候補を破って初当選したシャピロ氏がいいでしょう。パレスチナ問題の出口が見えない中、ユダヤ系であることに賛否がありますが、人気はあるし、ハリス氏の勢いをもり立てることができる。ハリス氏は陣営幹部をバイデン系ではなく、旧オバマ系の人脈で固めつつあり、女性に加え、若者や有色人種の集票を有利に展開できそうです」

 黒人女性かつアジア系の政治家が大統領の座を射止めるのか。

  ◇  ◇  ◇

●関連記事『【もっと読む】米大統領選「確トラ」から一転…期待高まるハリス旋風 “不人気”から破竹の勢いのナゼ』でも詳報している。

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