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“お笑い界の異端児”永野が再ブレークした裏側…有吉弘行級へ進化遂げた全方位の毒舌芸

日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年8月5日 11時3分

“お笑い界の異端児”永野が再ブレークした裏側…有吉弘行級へ進化遂げた全方位の毒舌芸

お笑い芸人の永野(C)日刊ゲンダイ

 オリンピックが盛り上がるなか、お笑い界で気を吐いているのが、再ブレーク中のお笑い芸人の永野(49)。

 3日には、自身のXで、お笑い芸人でバルーン漫談師のカルーア啓子と10年前に結婚していたことを明らかにして話題になっている。

 10年目の結婚記念日を機に公表したというが、手書き文字のその文面は、「私事ですがこの度2014年8月3日にカルーア啓子さんと結婚致しました。何分にも至らぬ二人ではございますが今後ともご指導ご鞭撻のほど、何卒よろしくお願い申し上げます 永野」とあり、昨今の芸能人のSNSを使った結婚発表のパロディーであり、いささかそれを揶揄している“毒っ気”が見え隠れする。

「6月に放送された『さんまのお笑い向上委員会』では“テレビは順応しないとダメだとわかった”として、陣内智則に対し“テレビサイズの芸人”“やってることはおりこうな猿”“微炭酸”と言い放ち、バトルになったことも記憶に新しい。今、永野の“毒”はバラエティー界で注目されています」(キー局バラエティー関係者)

 ニューヨークの屋敷裕政(38)は、3月に放送された「私が女優になる日」(TBS系)で、アイドルたちに業界の真理をうがつ説教をしていた永野に対し、「永野さん、スゴいことになる気がする。ここ5年以内くらいに。マツコ・デラックスさんみたいな売れ方する気がしてきた。とんでもない人になると思う。天下取っちゃうんだろうね」と絶賛していた。

 シニカルで毒っ気たっぷり、かつ芯を食った発言は、長い潜伏期間を経て、2016年、「ラッセンが好き~♪」ネタでブレークした地下芸人ならでは。お笑い評論家のラリー遠田氏はこう話す。

「永野さんは、業界関係者や芸人の間では何度もブレークすると言われながら、なかなかブレークしなかった知る人ぞ知る“カルト芸人”でした。しかし、メジャーのカウンターとしてカルトな芸をやっていたわけではなく、ずっとテレビ的なメジャーへの意識は強かった。それが最初のブレークにつながったと思います」

■「鬼気迫る覚悟が伝わってくる」

 しかしここへ来て、その毒っ気を、まさに“テレビサイズ”に順応させたか、さらに研ぎ澄まされて、再ブレークを後押ししているように見える。

「永野さんの毒舌芸の特徴は、全方位に向けられていることです。冷めた目線で本質をえぐるような毒をまき散らす姿は、再ブレーク当初の有吉弘行さんのような勢いを感じさせます。永野さんには自分を良く見せるようなところが一切なく、その刃で自分自身をも傷つけながら血まみれで戦っているようなところがあります。鬼気迫る覚悟が伝わってくるからこそ、多くの人がそこに魅了されているのでしょう」(前出のラリー遠田氏)

 “お笑い界の異端児”は、今後のバラエティー界をさらにかき回してくれそうだ。

  ◇  ◇  ◇

 永野と言えば、「さんまのお笑い向上委員会」での陣内智則とのつかみ合いが話題を呼んだ。

 ●関連記事【もっと読む】陣内智則が永野発言「やっていることはおりこうな猿」にブチ切れ! 放送事故バトルの真相…では、その詳細について伝えている。

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