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大谷の望み通り「ヒリヒリした9月」の予感 チームも個人タイトルもライバルたちが猛追

日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年8月6日 9時11分

大谷の望み通り「ヒリヒリした9月」の予感 チームも個人タイトルもライバルたちが猛追

大谷翔平(C)ゲッティ=共同

 大谷翔平(30=ドジャース)は昨年までのエンゼルス時代、「ヒリヒリした9月を過ごしたい」と言った。

 打っても打っても早々とプレーオフ争いから脱落、シーズン終盤の9月が消化試合となる現状を嘆いたが、オフに移籍したドジャースでも別の意味で“消化試合”となる可能性があった。

 開幕からナ・リーグ西地区首位を独走、2位に最大で9ゲーム差を付けた。大谷も7月に本塁打を量産。2年連続本塁打王と地区優勝がさっさと決まるようなら、9月はそれこそプレーオフに向けた調整期間になるところだった。

 しかし、そうはいきそうもない。7月は11勝13敗と負け越し。日本時間5日現在、西地区首位のドジャースは2位パドレスに4.5、3位ダイヤモンドバックスに5ゲーム差に詰め寄られている。

 戦列を離れていたフリーマン(34)やベッツ(31)が復帰予定とはいえ、きょう6日からのフィリーズ3連戦を皮切りに13日からブリュワーズ4連戦、20日からマリナーズ3連戦、28日からオリオールズ3連戦と、地区首位チームとの対戦が目白押しなのだ。

 個人のタイトル争いもライバルが猛追。5日現在、大谷に7点差を付けて打点王のオスナ(33=ブレーブス)が本塁打王争いでも大谷と1差の32本。MVP争いではマルテ(30=ダイヤモンドバックス)が打撃3部門で3位に急浮上。二塁守備も優れており、守備に就かないDHの大谷やオスナをかわしてMVPの本命に躍り出る可能性があるといわれる。

 チームも個人タイトルも予断を許さない状況になりつつあるだけに、大谷は望み通り、「ヒリヒリした9月」を迎えられそうだ。

  ◇  ◇  ◇

 ヒリヒリするだけではなく、苛立ちも募ることになりそうだ。深刻な投壊状態だったところに左右の両エースが復帰したとはいえ、この2人は「終盤戦のヤバすぎるデータ」がある。いったいどういうことなのか。

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