1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. ライフ
  4. ライフ総合

ヒューリック×平和不動産 都心部を中心に収益を上げる不動産業を比較【ライバル企業の生涯給与】

日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年8月7日 9時26分

ヒューリック×平和不動産 都心部を中心に収益を上げる不動産業を比較【ライバル企業の生涯給与】

「ヒューリック」と「平和不動産」/(C)日刊ゲンダイ

【ライバル企業の生涯給与】

 東京駅周辺や、その近くの日本橋、兜町あたりで再開発が進んでいます。ビルの建設現場をアチコチで見かけます。猛暑が続いているだけに、働く人たちは大変でしょう。

 今回は、不動産業界の中でも都市部を中心に収益を上げている会社の社員待遇を比較してみます。「ヒューリック」と「平和不動産」です。

 ヒューリックは1953年の設立。富士銀行(現みずほ銀行)の銀行店舗ビル管理からスタートしました。現在は主に都市部のオフィスビルや商業施設の開発・運営を行っています。東京を中心に多くの物件を保有。積極的な資産運用ビジネスを展開しています。高齢者向け住宅、ホテル開発にも進出し、幅広い事業ポートフォリオです。

 平和不動産は1947年の設立。証券化不動産の運用や不動産ファンドの管理も行っています。証券取引所(東京・大阪・名古屋など)の賃貸も手掛け、東京証券取引所周辺の不動産開発に強みを持ちます。また独自のマーケット分析に基づく投資戦略を展開。安定した収益基盤を確保しつつ、新ビジネスを探求しています。

 業績はどうでしょうか。売上高はヒューリック(2023年12月期連結)が4464億円、平和不動産(24年3月期連結)が444億円。営業利益は1462億円と130億円、純利益は946億円と85億円です。

 有価証券報告書によると、社員の平均給与はヒューリックが1907万9000円、平和不動産が1119万8000円。役員報酬は1人あたり平均で7320万円と2940万円です。

 年代別の推定年収は30歳時はヒューリックが1633万円、平和不動産が875万円。40歳時は1975万円と1058万円、50歳時は1949万円と1044万円です。

 生涯給与はこうなります。

▽ヒューリック…7億1600万円

▽平和不動産…4億100万円

 両社の社員がこの収入に応じた平均的な支出を続けた場合、65歳時の推定資産(貯蓄可能額)はヒューリック1億4550万円、平和不動産9142万円です。85歳時は1187万円と2778万円。どちらも安定した老後が待っていそうです。

(データ提供「Milize」=https://milize.co.jp)

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください