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小嶋陽菜およそ16億円でアパレル事業を売却…連続赤字の柴咲コウに欠ける“商才”の圧倒的な差

日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年8月8日 6時30分

小嶋陽菜およそ16億円でアパレル事業を売却…連続赤字の柴咲コウに欠ける“商才”の圧倒的な差

勝ち組経営者に仲間入りした小嶋陽菜(C)日刊ゲンダイ

《うまくいっているとは聞いていたけど、こんなに成功していたなんて…》

 ファッション関係者からこうした声が聞こえるのは、元AKB48の小嶋陽菜(36)について。5日、小嶋のアパレルブランド「Her lip to」などを運営する「Heart Relation」が、ストリートブランドを中心に展開する「yutori」(東証グロース上場)に完全子会社化されることが発表された。買収額はおよそ16億円ほどだという。
 
「yutoriはHeart…の株式51%を買い取ります。全体のおよそ8割の株式を保有している筆頭株主の小嶋がどの程度放出するかは不明ですが、今回、10億円以上を手にすることになるのではないでしょうか」(週刊誌記者)

 Heart Relationの23年12月期決算は売上高が30億円近く、親会社となるyutoriの24年3月期の売上高43億円と遜色ない。「Her lip to」を立ち上げて7年目にしてエグジットに成功した小嶋は、“二ケタ億長者”になると見られている。その経営手腕は以前から高い評価を得ていたという。

「アラサー向けの普段着が中心で、適度な露出で色気が演出されているものもあるものの、かといって下品に見えない。女性のカワイイというツボを徹底的に押さえた商品群が人気の秘訣です。通販オンリーの展開で、メルカリで再販されても値崩れしづらい点などもポイントです」(ファッション誌編集者)

 今の時代、井川遥(48)、柴咲コウ(43)、榮倉奈々(36)など、アパレル事業を手がける女性芸能人は少なくない。彼女たちが手がけるのは高価格帯商品のため、ファストファッションとバッティングしないが、洋服好きを唸らせられないと、苦戦を強いられることになるという。

■売れている商品は“マーケットイン”の発想で作られている?
 
「大人の女性にウケているのが、カジュアルながらもシックな装いのアイテムが多い井川遥の『loin.(ロワン)』で、展示会などでは本人が接客する姿が目撃されています。井川の場合、夫がファッションデザイナーである点も経営上大きいと思われます。その一方で苦戦が伝えられているのが、環境に配慮したエコなアパレルが特長の柴咲コウの『Les Trois Graces(レトロワグラース)』です。運営会社は赤字決算が続いているように、経営は厳しい局面を迎えているようです」(前出・週刊誌記者)

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