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真打ち披露パーティーには730人が…「仲間に呼び過ぎだよと言われた(笑)」【立川晴の輔 大いに語る】

日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年8月8日 9時26分

真打ち披露パーティーには730人が…「仲間に呼び過ぎだよと言われた(笑)」【立川晴の輔 大いに語る】

立川晴の輔(C)日刊ゲンダイ

 2014年4月6日、真打ち披露パーティーはホテルニューオータニの大宴会場で開かれ、730人もの招待客が詰めかけた。

「出した招待状の出席率が異常に高かったんです。仲間に呼び過ぎだよと言われました(笑)」

 私も出席したが、楽しい宴であった。

「余興にMr.マリックさんが出てくださいました。親しくしている師匠が直々に頼んでくれたんです。師匠からのお祝いだと感じました。最高のプレゼントを頂いたと。730人を一瞬にして魅了するハンドパワーの世界。締めのパフォーマンスに、参加者全員が拍手大喝采でした」

 私も拍手喝采した一人である。

「それから出身大学の東京農業大学応援団が、名物の大根踊りをやってくれたり、皆さんに喜んでいただきました」

 パーティーにはテレビ神奈川の元社長が来賓として出席していた。

「テレビ神奈川では12年間、レギュラー番組を持ってました。イラストレーターのキン・シオタニさんの番組で、毎週2分の小噺を作って演じるコーナーを受け持ってました。それが結果的に、大喜利の答えを考えるトレーニングになったわけです。2018年から始めたニッポン放送のラジオ番組も、かなり役に立ってます。地域創生のバックアップが目的の番組で、そこで得た情報が、落語のマクラや大喜利に間違いなく反映されてます」

 真打ちに昇進したからといって、仕事が増えるわけではない。自分で仕事場を開拓しなければいけない。

「関東近県5カ所での独演会は、ずっと続けてましたが、2020年、コロナ禍という災難に見舞われます。そのさなかに長男が大学に、長女が高校に進学して、学費を工面するのに大変でした」

 芸人たちが一様に収入減となった時期だ。そんな苦労の時期を乗り越えて、笑点大喜利のレギュラーの座をつかんだのである。

「これから長い間お世話になった方々に恩返しをしていきたいと思ってます」 (おわり)

(聞き手・吉川潮)

▽立川晴の輔(たてかわ・はれのすけ)落語立川流・立川志の輔一門。1972年11月21日兵庫県神戸市生まれ。岡山県作陽高校、東京農業大学農学部卒。97年、立川志の輔に入門。志の吉を拝名。2003年、二つ目に昇進。08年、東西若手落語家コンペティション・グランドチャンピオン。13年、真打ちに昇進。志の吉から晴の輔へ改名。

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