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EXILE・TETSUYAが指南 パリ五輪新種目ブレイキンの楽しみ方 「“即興でバトル”が醍醐味」

日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年8月9日 12時2分

EXILE・TETSUYAが指南 パリ五輪新種目ブレイキンの楽しみ方 「“即興でバトル”が醍醐味」

EXILE TETSUYA(提供)LDH

 9日からパリ五輪で新種目の「ブレイキン」が始まる。スケボー、BMXに続くストリートカルチャー発競技だが、初回だけに見方がわからないというのも正直なところ。そこで、文部科学省認可のダンス映像教材を制作する、EXILEパフォーマーのTETSUYA氏にダンスバトルの楽しみ方を聞いた。

 ──パリ五輪の新種目をどう受け止めているのか。

「ダンスの中でオリンピック種目になるとしたら1番はブレイキンじゃないかなと思ったことがありまして。10年ほど前、ブラジルのブレイカー(ブレイキンのダンサー)を見たときのインパクトが凄すぎて、もし彼みたいなブレイカーが各国に1人ずついたら五輪競技になるだろうなと考えていました」

 ──わかりやすいとは?

「大技などのスキル、エントリーからフットワーク、大ワザ、ポーズを見せるフリーズと体操選手とはまた違った、ストリートカルチャーの“凄さ”を感じるはずです。またこれをきっかけにブレイキンやストリートダンスのバックグラウンドを知っていただけると、より楽しくなると思います」

 ──参考になるおすすめ作品は?

「82年にHIPHOPカルチャーを映画にした『WILD STYLE』、2004年にロスのダウンタウンのストリートダンスバトルを描いた『ユー・ガット・サーブド』、05年にロスのダウンタウンで生きる若者の憤りを“クランプ”というダンスに昇華するまでを描いた『RIZE』などはストリートダンスの誕生した背景とバトルの楽しさもわかると思います。僕も若い頃はクラブのフロアでダンスバトルして、夢を持って今に至りますが、ダンスが夢の道だという意味でも見ていただきたいですね」

DJの選曲には懐かしい曲も

 ──ブレイキンはDJの存在も大きい。

「DJが五輪のドアタマに何をかけるのか、選曲はめちゃくちゃ楽しみです。このプレーが世界の基準になりますから。世界中の幅広い年齢層にクールだと思ってもらうには、懐かしい曲も入るはずなので、中高年の人が懐かしいと思う曲もかなりあるんじゃないでしょうか。僕としては、RUN DMCとか80年代の王道の曲をかけて欲しいと思ったり、開会式に登場したレディー・ガガの曲をリミックスするとか、DJもテクニックを駆使して楽しませてくれると思います」

 ──ブレイキンはDJの音楽に即興でダンスを披露する競技だ。

「“振り付け”じゃなくて、“即興でバトル”をするのが一番の醍醐味ですね。即興だけに、一瞬のダンスに曲をどれだけ聴いて踊りこなしてきたかが表れます。曲を知っていればテクニックのハメどころを待てるので、見せ場を考えた構成ができるのです」

 ──バトルはどこが見どころなのか。

「先攻のテクニックをマネてあおったり、バトルならではの駆け引き、さらに曲もリンクさせ、自分の得意技も入れる。そんな中で本人たちもビックリするような凄いダンスが生まれる瞬間があります。そういう大舞台で自分の持ち味以上のパフォーマンスを見せることができる一流選手ばかりが集まっていますから、何が出るか楽しみです」

 ──最後に五輪ブレイキンについて一言。

「日本の選手がメダルに近いところにいるので期待値は大きいですし、東京五輪でスケボーが新種目になったときのあのワクワク感で楽しんでみていただけたらと思います」

  ◇  ◇  ◇

 パリ五輪に採用されたブレイキンについて、元スピードスケート女子の岡崎朋美が語る記事はコチラ! ●関連記事【もっと読む】パリ五輪の新種目「ブレイキン」が示す新しいスポーツの形…では、同種目が巻き起こす新たな旋風について伝えている。

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