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松下奈緒「スカイキャッスル」が振るわない…テレビコラムニストが勧める“ニッチな楽しみ方”

日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年8月9日 16時58分

松下奈緒「スカイキャッスル」が振るわない…テレビコラムニストが勧める“ニッチな楽しみ方”

盛り返せるか?(C)日刊ゲンダイ

 7月スタートの夏ドラマの世帯視聴率が軒並み低調な中、唯一2ケタをキープしているのが二宮和也(41)主演のTBS日曜劇場「ブラックペアン シーズン2」。

「パリ五輪の女子バレーと重なった7月28日の第4話でも9.6%(関東地区=ビデオリサーチ調べ)、それ以外は11%台です。他が5~7%台という今期のGP帯の連ドラでは“独り勝ち”ですね。でも、11日の放送は五輪中継のため休止。がっかりしているのは毎週チャンネルを合わせている視聴者だけでなく、TBS局内にもいそうです」(テレビ誌ライター)

 TBS日曜劇場は視聴習慣という優位性はもちろん、「予算も企画力も別格」(ドラマ制作会社スタッフ)ということもあり、近年は視聴率トップに君臨している。一方で、テレビ朝日“木9”枠は、前クールが木村拓哉(51)主演「Bilieve―君にかける橋―」で全話平均2ケタ、最終回は日曜劇場「アンチヒーロー」を上回る数字を叩き出したが、今期の「スカイキャッスル」が振るわない。

 超高級住宅地を舞台にセレブ妻たちの戦いを描いた韓国のヒットドラマ「SKYキャッスル~上流階級の妻たち~」を、松下奈緒(39)主演でリメーク。2022年に同じく韓国の大ヒットドラマを翻案した「六本木クラス」のスタッフが集結し、《この夏、セレブ妻たちのドロ沼マウントバトルが嵐を呼ぶ…!!》と鼻息も荒かったが、初回は8%台とまずまずだったものの、第2話で5%台に急落、8日放送の第3話も5%台前半だった。

 ネット上では《本家に比べるとチープさばかり目立つ》《無理にリメイクせずに、そのままやればよかったのに》など、韓国版のファンからの手厳しい意見が目立つとはいえ、《このドロドロ感は面白い》《小雪さんの冷徹な受験コーディネーターぶりが見事》など、韓国版“未見”の視聴者からは支持する声も。

 テレビコラムニストの亀井徳明氏は「話もキャラクターも分かりやすいし、リアタイ視聴者層にもウケそうな要素はたくさんあるので、盛り返す可能性はまだまだあると思いますよ」と、こうエールを送る。

「韓国版の“濃すぎる”キャラクターを、日本版の演者さんたちが楽しんで演じているのが伝わるんですよね。特にCM前とかシーン替わり直前、皆さんイイ顔するんです。それ以上やるとコントになってしまうスレスレのところまで工夫しているんだなとか、感心しながら見入ってしまいますね。本家と比較したり細かいアラを探すよりも、素直に流れに身を任せて見たほうが断然楽しい」

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