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スケボー吉沢恋めぐりTV局で争奪戦! “金メダルに恋した14歳”は凱旋帰国後に好感度爆上がり

日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年8月10日 9時26分

スケボー吉沢恋めぐりTV局で争奪戦! “金メダルに恋した14歳”は凱旋帰国後に好感度爆上がり

一夜にして国民的人気者になった吉沢恋(C)ロイター

 パリ五輪スケートボード女子ストリートで金メダルを獲得した吉沢恋(14)が凱旋帰国。今週は、「ぽかぽか」(フジテレビ系 5日)、「ミヤネ屋」(日本テレビ系 6日)、「DayDay.」(日本テレビ系 7日)など情報バラエティー番組をはじめとして、テレビに出ずっぱりで話題になっている。

 大会前の吉沢の注目度は決して高くはなかったが、快挙を成し遂げた“金メダルに恋した14歳”は一夜にして国民的人気者になった。

 スケボーは兄の影響で、7歳の時に習い事の感覚で始めたと言い、「ミヤネ屋」では、「(スケボーは)中学に行ったらやめるつもりだった。自分がやりたいと思って始めた競技ではなくて。あまりスケボーは好きじゃなかったので」としながらも、「やりたくなくてもここで諦めたら負けな気がしたのでやめなかったです」と語った。

 また、「DayDay.」では、15歳の開心那が東京五輪に続き2つ目の銀メダルを獲得したことを聞かれ、「夢を与えられるなって思っている。ちっちゃい子でもオリンピックに出て活躍できるんだよっていうことを証明できている」と語った。民放キー局関係者はこう話す。

「出演した番組は軒並み瞬間視聴率が上がっています。競技への情熱を感じさせるのはもちろんですが、イマドキっぽい感じで、かつ素朴な感じもあり、爽やかで、すがすがしい雰囲気で好感度が爆上がりしています。秋以降のトークやバラエティー番組の出演に向け各局のキャスティング担当者が一斉に動き出していますね。まだマネジメント事務所がはっきり決まっていない状態なので、我先にとオファーが殺到しており、芸能事務所でも争奪戦が起こっているようです。NHK紅白歌合戦の審査員席にも座っているかも知れません」

 さらに金メダリストとなった吉沢の影響力はテレビ番組だけにとどまらない。彼女が練習の拠点としていた練習場がある神奈川県相模原市は、金メダル獲得を受け、スケートボードの屋内練習場の整備などに向けた「夢COCOプロジェクトチーム」を発足させた。同市の本村賢太郎市長は五輪前の壮行会で、吉沢から面会を求められ、屋内練習場整備を直訴されていたという。

アーバンスポーツの発展にも寄与

「スケートボード資本論 アーバンスポーツは都市を再生させるか」(水曜社)の著書もある文教大学国際学部の清水麻帆准教授はこう語る。

「何度失敗しても、挑戦する吉沢選手の姿は、老若男女の多くの視聴者にすがすがしい感動を呼びました。スケボーはまだパブリックイメージがよくないところもあるのですが、彼女のようなフレッシュなニューヒロインの登場が、アーバンスポーツとしての発展を後押ししてくれると思います。また彼女は肩の力が抜けていて、自然体で楽しんでいる感じもスケボーのいいところを体現していましたね。それは、ファッションもスタイルも自分が楽しみながらやるというスケボーの文化なんですよ。年齢も職業も性別も関係なく、すごい技ができる人を認めて、尊敬し合えるというのがスケボーなんです」

 “吉沢フィーバー”はまだまだ続きそうだ。

  ◇  ◇  ◇

 スケボー選手の軽やかな印象とは対照的に、柔道やレスリングの選手が背負うプレッシャーはどうにも重い。●関連記事【もっと読む】なぜ阿部詩は号泣し、須崎優衣は嗚咽したのか…溢れ出る悲壮感はメダル連発スケボー選手と天地の差…では、その落差について伝えている。

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