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NHKが「嵐」紅白出場に備えて布石! 二宮和也&松嶋菜々子の朝ドラ「あんぱん」夫婦役は呼び水か?

日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年8月10日 9時26分

NHKが「嵐」紅白出場に備えて布石! 二宮和也&松嶋菜々子の朝ドラ「あんぱん」夫婦役は呼び水か?

松嶋菜々子(左)と二宮和也(C)日刊ゲンダイ

 ここに来て2025年前期放送予定のNHK連続テレビ小説『あんぱん』のキャスティングが続々と発表されている。このドラマは『アンパンマン』でお馴染みの漫画家・やなせたかしさんの妻、小松暢さんをヒロインに描くフィクション作品。主人公を演じるのは朝ドラ歴代最多人数のオーディションを勝ち抜いた今田美桜(27)だ。現段階で既に阿部サダヲ(54)、竹野内豊(53)、河合優実(23)といった、朝ドラにしては個性が豊か過ぎる出演者の名前が並んでいる。中でも注目されているのが、『嵐』二宮和也(41)と松嶋菜々子(50)の夫婦役だ。

 SNSでは《実年齢は9歳違い…夫婦としてはちょっと無理がある》《ニノの父親と松嶋菜々子の母親で、息子役が北村匠海(26)って…ギャグにしか見えん!》と辛辣なコメントがある一方、《松潤(40)の母(『どうする家康』でのキャスティング)がニノの妻に!》《『ブラックペアン』と『家政婦のミタ』が合体するなんて夢のよう…》といった2人の共演を歓迎する声も多い。

「NHK幹部の鼻息の荒さが伝わってくるキャスティングです。『ブギウギ』『虎に翼』に象徴されるように、最近の朝ドラは少しかしこまった、重厚なテーマの作品が続いていました。そこでNHKが打ち出したのが"エンターテインメント路線への回帰"です。二宮と松嶋の夫婦役に"現実離れしている"という声もありますが、良きも悪しきも注目を集められたのは、局にとって"御の字"だったと思います」(テレビ関係者)

■二宮とNHKの蜜月ぶりが意味するものとは

 このキャスティングの狙いは2つある。1つは同世代から根強い支持がある松嶋を引っ張り出すことで視聴率を安定させること。もう1つ、松嶋の相方に二宮を起用したのはNHKの重大なメッセージが込められているという。

「最近の、二宮とNHKの蜜月ぶりはあからさまです。少し前には『光る君へ』への"終盤に二宮が重要な役"で登場すると報じられました。二宮にとって大河ドラマ出演は悲願でしたし、そして今回の『あんぱん』です。噂では二宮がMCのバラエティ番組の企画もNHKに打診していると言われています」(芸能プロダクション関係者)

 そこに隠された"重大な意味"とは、「『嵐』を『紅白歌合戦』にサプライズ出演させる布石」だという。

「"脱ジャニーズ"で臨んだ昨年末の紅白の視聴率は散々な数字で終わりました。このままでは今年の紅白は史上初の視聴率30%割れも決定的でしょう。紅白消滅の危機を口にするスタッフもいる中、現状を打破するには『嵐』にすがるしかいない…というわけです。今年4月の定例会見で、『STARTO ENTERTAINMENT』と契約関係にあるタレントへの出演依頼は、被害者への補償や再発防止の取り組みが確認されるまで一切しないと、稲葉延雄会長が名言しましたが、『当面は……』という含みも持たせた発言でしたからね。松本潤に続き二宮とも太いパイプを築こうとするNHKの意図が見え隠れします」(同)

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