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日本リレー侍の露呈した限界…バトンワークやコーナーワークでは埋まらない海外勢との走力差

日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年8月10日 9時7分

日本リレー侍の露呈した限界…バトンワークやコーナーワークでは埋まらない海外勢との走力差

サニブラウン(C)JMPA

【パリ五輪】陸上男子400mリレー決勝

 日本を代表するスプリンター達が涙を飲んだ。

 8日の予選で第1走者だったサニブラウン・ハキーム(25)を第2走に起用するなど、メンバーを変更。「ぶっつけ本番だった」(サニブラウン)ものの、前回の東京大会で失敗したバトンワークの乱れはなく、トップでアンカーの上山鉱輝(25)に。悲願の金メダル獲得に期待が高まる中、相次いで抜き去られ、37秒78のシーズンベストながら5位に終わった。

 3走の桐生祥秀(28)は敗因について「メダルを獲るなら、全員がハキーム君と勝負できるようにならないと。今は頼っている部分がある」と話したように、海外勢との走力の差が改めて浮き彫りになった。

 陸上に詳しいスポーツライターの高野祐太氏がこういった。

「サニブラウンが準決勝で自己新を出しても跳ね返されたように、100mの決勝進出ラインが急激に上がった。駆けっこの速い4人の走りを足し合わせたものというリレーの素朴な姿に立ち返るならば、今後は時間はかかっても個人の走力の底上げが欠かせない。100mならばサニブラウン以外にも10秒0台から9秒台に入る選手を揃える必要があります。新たなタレントの出現も求められます」

 バトンワークやコーナーワークだけでは、限界があるというわけだ。

  ◇  ◇  ◇

 今大会は柔道をはじめに「疑惑の判定」「世紀の誤審」など物騒な言葉がひっきりなしに飛び交っているが、陸上400mリレーでも「フランス忖度では」と物議を醸した出来事があった。いったい何が起きたのか。

●関連記事【もっと読む】…では、それらについて詳しく報じている。

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