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大谷の「世界一&三冠王」に黄信号…2位とのゲーム差みるみる縮まり、自身の打率も急降下

日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年8月13日 11時47分

大谷の「世界一&三冠王」に黄信号…2位とのゲーム差みるみる縮まり、自身の打率も急降下

大谷翔平(C)ロイター/USA TODAY Sports

 いつの間にやら尻尾をつかまれそうなのが、大谷翔平(30)のドジャースだ。

 ナ・リーグ西地区で2位と最大「9」あったゲーム差が、いまや「3.5」に(日本時間12日現在)。ダイヤモンドバックスとパドレスがそれぞれ、ここ10試合を8勝2敗のハイペースで追い上げているのだ。

 現在は、地区2位以下の勝率上位3球団がワイルドカードでプレーオフに進める。左手を骨折して離脱中のベッツ(31)が13日のブルワーズ戦に「2番・右翼」で46試合ぶりに戦列復帰。これで1番・大谷、3番・フリーマンとともにMVPトリオが揃った。ドジャースの12年連続プレーオフ進出はほぼ確実とはいえ、だからといって「世界一」になる保証はどこにもない。

 スポーツライターの友成那智氏がこう言った。

「早々と地区優勝を決めたこれまでと違い、今季はパドレスとダイヤモンドバックスに猛追されてチームに危機感があるのはプラスだと思う。けれども、プレーオフで勝てるかは疑問と言わざるを得ません。最大の不安材料は抑えが万全ではないこと。コペック(28)、ベシア(28)、ハドソン(37)の3人が終盤を任され、現在はハドソンが抑えですが、ピリッとしません。プレーオフで怖いのは勢いのあるワイルドカードで勝ち上がってくるチームです。パドレスとダイヤモンドバックスは投手陣が計算できるうえ、シルト、ロブロの両監督はシーズン終盤やプレーオフでのサイ配が非常に的確です。今永(30)が牽引するカブス(中地区3位)やメッツ(東地区3位)も勢いがある。メッツがプレーオフに駒を進めた場合、左足を痛めて離脱中の千賀(31)が秘密兵器になるかもしれません。ドジャースがこのまま地区優勝したとしても、ワイルドカードで勝ち上がったチームにやられる可能性はあります」

 プレーオフ初戦の地区シリーズで、ダイヤモンドバックスに3タテを食らって敗退した昨年の二の舞いもあるというのだ。

 打者専念の今季は三冠王も狙える大谷自身も、このところはバットが湿りがちだ。

 12日のパイレーツ戦は6打数1安打。ここ6試合は25打数4安打(.160)で、打率は3割を切ってリーグ4位の.298。リーグトップの35本塁打はオズナ(33)に並ばれ、83打点はトップのオズナと7点差のリーグ2位だ。

「オズナは調子に波があるので、大谷の2年連続本塁打王の可能性はかなり高いとみます。けれども、打率と打点のタイトルはどうか。最も厳しいのは打点です。ベッツ復帰後も1番を打つことが決まっている大谷に対し、オズナは走者をかえす役割の3番を打っています。この差は大きいですよ」(前出の友成氏)

 大谷は「世界一」だけでなく、「三冠王」にも手が届かない可能性が高くなってきた。

  ◇  ◇  ◇

 他にも、大谷への「逆風」が激しさを増している。このところ、「審判のジャッジも大谷に対しては、かなり辛い印象です」とは現地の特派員だ。いったい大谷の周りで何が起きているのか。

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