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巨人・阿部監督「心折れそう」…ヘルナンデス痛恨の左手首骨折離脱で現場&フロントWパンチ

日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年8月13日 11時47分

巨人・阿部監督「心折れそう」…ヘルナンデス痛恨の左手首骨折離脱で現場&フロントWパンチ

阿部監督(右)。ベンチにはヘルナンデスのユニホームが(左奥)/(C)日刊ゲンダイ

「俺の心も折れそう」

 巨人の阿部慎之助監督(45)がこう言ってショックを隠せなかったのが、助っ人のヘルナンデス(29)の左手首骨折による離脱だ。

 11日の中日戦(バンテリンドーム)の中堅守備でスライディングキャッチを試みた際、左手首を負傷。検査の結果、骨折が判明し、今季絶望の可能性が大である。

 阿部監督がショックを受けたのも無理はない。5月末に加入すると、6月は打率.352、3本塁打、11打点をマーク。同月中旬から「3番・中堅」に固定され、打線の核を担った。得点圏打率.352と勝負強く、本塁打した試合は7勝1敗。投手の左右も苦にしない(右.296、左.290)。外野守備でもチームに貢献していた。

 新助っ人の加入は相乗効果をもたらし、チーム打率は3、4月の.227、5月の.230から6月以降は.250前後に上昇。得点力も改善した。ヘルナンデスの離脱で2年目の浅野が昇格したが、穴を埋めるのは簡単ではない。

「フロントも頭が痛い」と、球団OBが続ける。

「野手の助っ人としては久しぶりの“当たり”でした。今季開幕前に1試合も出場することなく帰国したオドーア(年俸約2億円)、21年のスモーク(同2年総額6億2000万円)しかり、高額年俸で獲得しながら失敗が続いていた。ヘルナンデスは年俸5000万円とお手頃で、フロントは面目躍如を果たしたといっていい。ケガなくシーズンを乗り切っていれば、来季の契約更新は確実だった。ただ、左手首の骨折は非常に厄介。あの松井秀喜も、ヤンキース時代に守備で左手首を骨折した際、復帰まで4カ月を要した。完治すればいいですが、後遺症が残る可能性もゼロではない。左手首の回復次第では、来年も新たに助っ人を探す必要が生じます」

 現場とフロントは、優良助っ人のリハビリの成功を祈るしかない。

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