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盆踊りが様変わりしエンタメ化 荻野目洋子「ダンシング・ヒーロー」は定番曲、J-POPヒットも

日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年8月14日 9時26分

盆踊りが様変わりしエンタメ化 荻野目洋子「ダンシング・ヒーロー」は定番曲、J-POPヒットも

荻野目洋子(C)日刊ゲンダイ

 夏の風物詩「盆踊り」が全国で盛り上がっている。盆踊りといえば、地域の公園や神社などで、かつては近所の子どもたちが模擬店の食べ物や会場で配られるお菓子を楽しんだり、近所の人が見よう見まねで踊っているイメージが強かったが、今ドキはすっかり様変わりしている。

 楽曲も「東京音頭」や「炭坑節」、そしてご当地ソングが定番だったが、今ではそうした固定観念は薄れ、はやりのJ-POPが流され、幅広い年齢層が楽しめるようになっている。

 20年以上前から踊られている荻野目洋子の「ダンシング・ヒーロー」は、愛知県が発祥の地といわれ、今では子どもたちも大好きな定番ソング。ある会場では同曲が流れた途端に、どこからともなく大勢の子どもたちが輪に入り、大人が踊るスペースがないほど子どもたちで賑わいを見せるという。さらにAKB48の「恋するフォーチュンクッキー」、今年は、YOASOBIの「アイドル」やディズニーの「ジャンボリミッキー」などが流される会場も出てきている。

 「盆踊りマイスター」の肩書を持つブレーメン大島氏はこう言う。

「最近の盆踊りはアイドルのライブに来ているような楽しさがありますね。会場によってセットリストが違って、各会場に個性が出るようになっています。その会場推しになったりして、アイドル沼のように盆踊り沼にハマる人が増えている気がします」

“エンタメ盆踊り”として有名な中野駅前大盆踊り大会も先日行われた。同地の盆踊りはかつてボン・ジョヴィの曲が話題になり、ボン・ジョヴィ本人も絶賛。今年はお祝いのメッセージまで届いていた。さらにゲストになかやまきんに君が出演して、ボン・ジョヴィの曲に合わせて踊るサプライズもあった。

 築地のおいしい出店がたくさん出る築地本願寺の盆踊りも大盛況(写真)。意外な場所だと、先日、渋谷の109前で盆踊りが行われ、これまで盆踊りと無縁だった若者も熱狂して楽しんでいた。また今月17日には歌舞伎町のド真ん中のシネシティ広場で、23~25日には、六本木ヒルズでも盆踊りが開催される。

「今ドキの盆踊りは、開催場所や曲などは関係なく、どれだけ楽しめるかを求めている感じです。若者とベテランが融合して、盆踊りを通して楽しくコミュニケーションが取れるすてきな現場になったんじゃないかな」(大島氏)

 フェスのように盛り上がれる大会場から、都心での開催、そしてこれまでのように神社や公園などの小規模な会場までまさに盛りだくさん。

 今はシーズン真っただ中なので、参加したことのない人も、盆踊り好きも楽しめそうだ。会場ごとに曲目やロケーションも違うので、いろいろな会場の雰囲気を味わってみてほしい。

  ◇  ◇  ◇

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