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屋根に飛び移り若い女性の入浴姿をスマホで撮影…21歳“銭湯盗撮魔”の凄まじい執念

日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年8月14日 9時26分

屋根に飛び移り若い女性の入浴姿をスマホで撮影…21歳“銭湯盗撮魔”の凄まじい執念

河野雄仁容疑者は銭湯から徒歩10分ほどのマンションに住んでいた(写真はイメージ)/(C)日刊ゲンダイ

 男は建物づたいに銭湯の屋根に登り、天窓から若い女性の入浴姿を盗撮していた。

 建造物侵入と性的姿態撮影処罰法違反の疑いで5日、兵庫県警葺合署に逮捕されたのは神戸市の無職、河野雄仁容疑者(21)。

 6月19日早朝、神戸市の現場に到着した河野容疑者は隣のビルから銭湯の屋根に飛び移った。銭湯は内部が吹き抜け構造になっていて、天井の部分に窓が設置されていた。その頃、女湯では20代の女性3人がちょうど入浴中だった。河野容疑者は湯船につかっていた女性に天窓からスマホを向けて、全裸姿を盗撮。ふと天井を見上げた女性が人影を見つけ、女友達に「アレ、スマホちゃう?」と天窓を指さしたところ、人影はゴソゴソと動き、その場から消えた。「ひょっとしたら盗撮されたんちゃうかな」と不安に思った女性が銭湯の従業員に報告し、その場で110番した。

「女の子3人組は三宮で前夜からオールでカラオケを歌っていた。自宅に帰る前、『汗を流したいね。銭湯に行こう』ということになり、その時間帯に営業している銭湯を検索し、利用した」(捜査事情通)

 付近の防犯カメラには、河野容疑者が自転車で現場から立ち去る姿が映っていたため、リレー方式で足取りを追い、自宅を突き止めた。調べに対し、「許可を取らずに勝手に屋根に登って女湯の女性をスマホで撮影しました。3回ぐらいやりました」と容疑を認めている。

 バレないとでも思ったのか、河野容疑者は7月にも同じ銭湯で盗撮行為を繰り返し、20代の女性2人が被害に遭っていた。

「同じ日の午前5時ごろと午後3時ごろ、1日2回も屋根に登っていました。1回目は被害女性2人が気づきましたが、2回目はかなり多くのお客さんが入浴していたのに誰も気がつかなかった。6月のことがあったので警戒していたら、白い大きな模様の入った黒いTシャツと迷彩色のズボン姿の男が屋上にいた。『すみませーん』と声を掛けたら、慌てて2階から地上に飛び降り、自転車に乗って走り去っていきました」(銭湯のスタッフ)

 天窓は男湯、女湯の両方にあるが、利用者以外、ほとんど知らないことから、河野自身が銭湯を利用した際、盗撮を思いついた可能性がある。河野容疑者は、銭湯から徒歩10分ほどのマンションで暮らしていた。

■早朝から付近で待機

「特に早朝は年配のお客さんが多いので、たまたまとは考えにくい。近くのコンビニとかで待機しながら、若い女性が銭湯に入るのを確認してから屋上に登ったんだと思います。早朝とはいえ、ある程度明るくなっていますからね。そうじゃなかったら、たまたま若い女性の盗撮なんてできません」(銭湯のスタッフ)

 決して利用が多いとはいえない若い女性の入浴姿を盗撮するため、早朝からひたすら待機とは、よっぽどヒマな盗撮魔のようだ。

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