1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. スポーツ
  4. スポーツ総合

日本ハム清宮の尻に火を付けた「吉田輝星の放出」 スター候補トレードで目の色変わった

日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年8月14日 9時26分

日本ハム清宮の尻に火を付けた「吉田輝星の放出」 スター候補トレードで目の色変わった

清宮幸太郎(C)共同通信社

「昨年11月、吉田輝星がオリックスへトレードされたことに、かなりショックを受けたと聞きました。自分もうかうかしていられないと思ったんじゃないでしょうか」

 こう言うのは日本ハムOB。12日までの6試合で24打数10安打(打率.417)、3本塁打、10打点、6試合すべて安打を放ち、打点をマークしてチームの6連勝に貢献している清宮幸太郎(25)に関してだ。

「吉田輝星は18年のドラフト1位、清宮の1年後に鳴り物入りでプロ入りした。金足農(秋田)のエースとして甲子園準優勝。150キロ近いストレートを投げ、人気も知名度もあった投手がトレードに出されたのです。吉田の1学年上で、大器と期待されながら伸び悩んでいる自分も放出されるかもしれないと考えたのは無理もありません。日本ハムはそもそも、活発な新陳代謝によってチームを活性化してきた球団です。結果が出なければ、たとえドラフト1位だろうと構わずトレードの対象になりますからね。オフに渡米、メジャーリーガーも汗を流すトレーニング施設に初めて足を運んだのも危機感の表れでしょう」(前出のOB)

 高校通算111本塁打を放ち、ドラフトでは7球団の1位指名が競合したように、素材の良さは誰もが認めるところ。栗山英樹前監督時代はたとえ結果が出なくても、レギュラーの座を与えられていた。ところが、新庄監督になって雲行きが変わった。

「今季の選手起用が象徴的です。レギュラーは万波ひとり。結果が出なければ、誰かれ構わず二軍落ちですからね。清宮はもちろん、近年は清宮以上に結果を残し、中軸を担っていた野村佑希(24)ですらファームに落とされている。これまでノンビリ構えていた清宮も目の色が変わった。さすがに尻に火が付いたのでしょう」(同)

 さて、日本ハムは昨13日のロッテ戦に敗れ、チームの連勝は「6」でストップ。リーグ2位の座をわずか1日でロッテに明け渡した。清宮も3打数無安打で、連続試合安打は「6」で止まった。

 とはいえ、プロ7年目にしてようやく本格化の気配のスラッガーの今後に注目だ。

  ◇  ◇  ◇

 そんな清宮のハンドリングを担う新庄監督は単年契約。就任から3年目にしてチームの成長を感じさせる手腕に、早くも来季続投を願う声があちこちから聞こえるが、仮に球団から続投を要請されたとしても、これを「拒否」する可能性が少なくないという。いったいどういうことなのか。就任時から公言していた「未来予想図」とは…。

 ●関連記事【もっと読む】…では、それらについて詳しく報じている。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください