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和田アキ子に求められるTVからの“自主退場”…北口榛花を「トド」呼ばわり大炎上鎮火せず

日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年8月14日 16時32分

和田アキ子に求められるTVからの“自主退場”…北口榛花を「トド」呼ばわり大炎上鎮火せず

和田アキ子(C)日刊ゲンダイ

 金メダリスト北口榛花選手(26)の競技中の様子を見て「トドみたい」と言ったことで、逆風にさらされている和田アキ子(74)。39年続いている司会のTBS系「アッコにおまかせ!」での発言だったが、不適切にもほどがあり過ぎる発言には批判が殺到。SNSなどでは引退勧告コールのようなムードである。

 広告関係者に聞くと、「『おまかせ』は芸能やスポーツなどの時事ネタを取り上げ、和田アキ子が歯に衣着せぬ物言いをするのがウリなんです。ときに裏情報もあり、視聴者がそうした物言いに共感していた時代もありましたけど、今やネットの方が情報も早く誰もが発言できますし、和田さんがどう言ったところで新鮮味は出にくい。むしろ誹謗中傷に分類されるような内容が少なくないので、かつてのウリがリスクでしかなくなっているんです」

 それでも存続しているのは、和田が大手芸能プロ「ホリプロ」所属という事情と無関係ではない。

「数多くのタレントを供給し、テレビを支えてきた事務所ですので局も頭が上がらない。また番組やCMに自社の看板タレントを出す場合、その制作も請け負うことを条件にしてくることがホリプロは多いんです。よく言えばビジネスの幅が広く、悪い面を言えば既得権益を丸抱えしてるとも言え、忖度を生みやすい。『おまかせ』に、ホリプロのまだ売れてもいないタレントがバーター出演したり、和田に近いタレントがよく出てくるのは、そのため。芸能界で隠然たる力を示すことができているんですね。そこの大御所である和田さんにモノが言えるわけもない」(前出の広告関係者)

 その結果がナアナアの展開にミスの連発、ニュースを扱っても取材が不十分でトラブル頻発という体たらく。その延長が「トド」発言なのだろう。

 和田を知る芸能プロデューサーはこう言う。

「アッコさんは『トド』発言の後に『かわいい』とも言っていて、決して悪意があってのものではない。アッコさんの物言いは昔も今も変わりません。ホリプロの後輩でもある元サッカー日本代表の武田修宏氏が事務所を辞める決意を伝えたら、『しょうがないな。おまえサッカーバカだからな』とアッコさんは言ったそうです。これも今ならアウトでしょうけど。武田氏は『あたたかいエールをもらいました』とコメントしていました。そういうヒトなんですよ」

■「芸能界での立ち位置が特別だったからできるところもあると思います」

 芸能リポーターの小柳美江さんはこう言う。

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