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DeNA東克樹“負けず嫌い”の反攻宣言「まだまだAクラス、優勝を狙える位置。一戦一戦、大事に戦う」

日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年8月14日 12時29分

DeNA東克樹“負けず嫌い”の反攻宣言「まだまだAクラス、優勝を狙える位置。一戦一戦、大事に戦う」

東克樹(C)共同通信社

 エースがようやく勝った。

 DeNAの東克樹(28)が、昨13日の広島戦に先発。8回3安打無失点の好投で、7月10日以来の白星を手にした。今季初の中5日登板をものともせず、六回1死まで打者16人に出塁を許さない完璧な内容だった。

 約1カ月ぶりの勝利と言っても、東の状態が悪かったわけではない。直近3試合の自責点は0、2、3でいずれも6回3失点以内のQSはクリアしていた。7日の中日戦は9回無失点と“完封”しながら、試合は延長十二回スコアレスドロー。打線の援護に恵まれない試合が続いていた。

 昨季、最多勝と最高勝率の2冠を獲得。今永(現カブス)が抜けた先発陣の柱となった今季もここまで9勝2敗、防御率1.74とエースの貫禄を見せているものの、チームは3位阪神に4.5ゲーム差と優勝争いの輪から脱落しかけている。

 だが、それでへこむようなタイプではもちろんない。父の直史さんは以前、「体は小さいが負けん気が強く、野球を始めた小学生の頃、投手をやっている時は『球場の中で一番高い場所はマウンド。ここは絶対に渡さない』とよく口にしていました」と言っていた。

 試合後のお立ち台で、「まだまだAクラス、優勝を狙える位置にいる。一戦一戦、大事に戦っていく」と意気込んだ東。この日は八回に一塁の京田がまさかの落球、チームはリーグワースト2位の71失策を記録している(最少は巨人の37)。打線を含め、これ以上エースの足を引っ張るわけにはいかない。

  ◇  ◇  ◇

 日刊ゲンダイ毎年恒例の「ドラフト家庭の事情」(2017年版)では、DeNAから東をピックアップ。サラリーマンの父・直史さんと看護師の母・由紀さんが赤裸々に、余すことなく語った「東家の事情」とは、いったいどのようなものなのか。

 ●関連記事【東を知る】…では、それらについて詳しく報じている。

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