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フワちゃんのあまりにお粗末な対応…やす子への暴言騒動の結末は滑稽でもあった

日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年8月15日 9時26分

フワちゃんのあまりにお粗末な対応…やす子への暴言騒動の結末は滑稽でもあった

文言が問題視されていることにまったく気づいていなかった(C)共同通信社

【芸能界クロスロード】

 タレントのフワちゃんによるピン芸人・やす子へのXでの暴言騒動。謝罪後のフワちゃんの対応は滑稽でもあった。

《直接会って謝罪した》《何度も共演していて、確執はない》とXで必死に釈明したが「言い訳に過ぎない」と非難は拡散。スポンサーも反応。オールナイトニッポンは「不適切な投稿が確認できた」として番組中止を決定した。さらに不適切と指摘された《おまえは偉くないので、死んでくださーい》のコメントについて、操作を間違えて投稿したと弁明。文言が問題視されていることにまったく気づいていない。

 一連の対応のまずさを芸能関係者は、「大手事務所を解雇されフリーで活動を続けているが、営業をサポートする人はいてもプライベートは本人の判断。あまりにお粗末な対応で傷を広げた」という。

 ラジオに続きテレビも使わない方向で調整が行われているという。被害者のやす子はXで《許してます》と同情するようだったが、ようやく目が覚めたフワちゃんはXで「自分のことを見つめ直す時間にできればと思っています」と芸能活動休止を発表した。

 2018年、公式ユーチューブ「フワちゃんTV」のブレークをきっかけにバラエティー番組に進出したフワちゃん。独特な言葉と先輩に対してもタメ口という特異なキャラ。奇抜な衣装で存在感を放ち重宝がられた。

「きれい系や可愛い系に交じり、癖の強い女子も番組のアクセントとして欠かせないが、もろ刃の剣を持つだけに、“取扱注意”タレントといわれている」(テレビ関係者)

問題を起こすタレントは忘れた頃に出てくる

 実際、“刃”を見せたタレントもいた。お嬢さまタレントでありながら物おじしない発言が売りだったあびる優。18歳の時に出演した日本テレビ系の「カミングダウト」で「集団で窃盗を働き、ある店を閉店にした」ことを得意げに告白。昔の話でも窃盗は犯罪。バッシングにあい事務所は芸能活動自粛処分にした。その後は、格闘家・才賀紀左衛門と結婚→離婚→親権問題で裁判等々、騒がれるのは私生活ばかり。今年7月、大手プロを昨年末に退社していたことを発表した。

 元ヤンキーを売りにバラエティー界を席巻していた木下優樹菜も5年前に事件を起こした。姉がバイトしていたタピオカ店の経営者をメールで恫喝したことが発覚。現役ヤンキーのようなふるまいで驚かせた。夫の芸人・藤本敏史とは離婚。CMも含めすべての仕事を失った。シングルマザーになった木下は新恋人の話を提供するなど復帰をアピールしたが、起用する番組はなく、今はユーチューバーとして活動している。

 問題を起こすタレントは忘れた頃に出てくるものであるが、復活の難しさも2人の例からわかる。不祥事で仕事をなくした男性タレントでもわかるように、ひな壇からひとり欠けても、すぐに補充できるのがバラエティー。空席ができれば他のタレントにとってはチャンスだ。最近は往年のタレントが戻ってくるケースもある。謹慎生活を経てフワちゃんが戻っても、座る席は保証されていない。

 思わぬ形で名前が取り沙汰されたやす子。騒ぎを大きくしなかったことはプラスに働くはず。今月31日には「24時間テレビ」でチャリティーマラソンのランナーを務める。酷暑の中のマラソンに非難の声も飛ぶなか、いい宣伝になったかもしれない。

(二田一比古/ジャーナリスト)

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