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大谷へロバーツ監督が苦言「得点機にスイングが大きい」がトンチンカンなワケ

日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年8月15日 9時26分

大谷へロバーツ監督が苦言「得点機にスイングが大きい」がトンチンカンなワケ

大谷翔平(C)共同通信社

 大谷翔平(30=ドジャース)が、日本時間14日のブリュワーズ戦で2戦連続となる37号本塁打を放ち、タイトル争いで2位のオスナ(ブレーブス)に2本差をつけた。

 その大谷について、ロバーツ監督が気になるコメントをしている。6打数1安打だった12日のパイレーツ戦後、「得点機に打ち損じている。スイングが大きいように見える。力んでいるのではないか。1点が欲しい場面で必要なのは外野フライで、本塁打ではない」と言ったのだ。

 14日現在、大谷の得点圏打率は.227。チャンスで結果が出ていないのだから、監督がバットを振り回し過ぎじゃないかと言いたくなる気持ちは理解できる。

 とはいえ、大谷はそもそも投げても打ってもパワー優先。投手としては人より速い球を投げ、打者としては人より打球を遠くに飛ばしたいと考えている。

 かつて日刊ゲンダイのインタビューではこんなことを話していた。

「筋肉がないとできない技術やメカニズムや動きがある。技術をうまくするためのフィジカル。自分のパフォーマンスを高く発揮できる体をもっているかが大事」

 つまりパワーあっての技術というスタンスなのだ。本人は昨年末、NHKのインタビューで2度目の右肘手術に踏み切った理由について、「手術をしなくても、93~94マイル(約150キロ)くらいだったら投げられる感覚だったが、100マイル(約161キロ)とか、それ以上の球速に耐えられるかといったら、耐えられなかったと思う。自分が思い切りパフォーマンスを出せる感覚がないと、単純にうまくもなれないし、自分が納得しない、面白くないだろうと」と話している。

 こんな大谷に「スイングが大きい」と言ったところで、無理な相談という気もするのだ。

  ◇  ◇  ◇

 前半戦は絶好調だった大谷だが、「世界一&三冠王」に黄信号が灯っている。いったいどういうことなのか。いま、大谷に何が起きているのか。

 ●関連記事【もっと読む】…では、それらについて詳しく報じている。

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